ついにフィナーレ!萌子さんの“先生”ぶりがわかる「バチェロレッテ・ジャパン」名言集
「私は人を表紙で判断することはない。逆にある人が“他人を表紙で判断する人”と前もって判断しちゃ駄目だよ」(福田萌子)
エピソード6で、外見は外国人に見えるが、北海道生まれ北海道育ちの23歳通訳、エバンズ・マラカイに、萌子さんが本に英語で記して贈ったのがこの言葉だ。もともと初対面で彼女に、「本を表紙で判断しないでください(人を外見で判断しないで)」と英語で記した本をプレゼントしていたマラカイ。それに対してのアンサーでもあるこの言葉だが、今回の「バチェロレッテ・ジャパン」では、国内外問わない男性参加者がいるなか、“人を見た目で判断しない”萌子さんの真骨頂が示された場面でもある。マラカイが、「先生です」と言うほどの度量の広さを見せる彼女に対し、「かっこいい!」と言う女性視聴者からの声も。
「たまらなく好きです。萌子さんのこと考えると、成長できるし変われるし、びっくりする明日になる。いまの自分がすごく好き。生きるのに必要不可欠になっちゃったんですよ」(杉田陽平)
エピソード6で萌子さんに、三重県出身の35歳画家、杉田陽平が放ったのがこの言葉だ。芸術家らしく、最初はナイーブな一面が強く出ていた彼だが、エピソードを重ねるごとにたくましく成長し、彼女に愛を告白するまでに成長。才色兼備な萌子さんは、相手の外見やステータスには興味がなく、どれだけ“人間的魅力”があるかを最も重視する。うわべだけの薄っぺらな愛情表現をしても、“心の目”で人となりを見る萌子さんに、バッサリと切り捨てられていく男性参加者も…。そんななか、杉田のこの言葉は萌子さんの胸を打ち、視聴者をも感動の渦に巻き込んだ!
「ハハハハハハハ(涙を流しながらの苦笑)」(黄皓)
エピソード6のローズセレモニーで、ある男性参加者が脱落した際に中国出身の33歳実業家、黄皓が漏らしたのがこの泣き笑い。バチェラーとして登場してもおかしくないハイスペックな彼は、これまで男性たちの前では自信家の顔ばかりを見せ、憎まれ口を叩いてはほかのメンバーと距離を取っていたが、ライバルのはずの男性参加者が脱落することになり、泣き笑いしながらハグ。彼以外の男性たちも涙を見せて肩を寄せ合うのだった。長い時間を共にすることで、男性たちの間では、しっかりと“友情”が育まれていたことを萌子さんが目撃した場面に思わずほっこり。
「旅の終わりは、私が決める。もちろん、後悔はありません」(福田萌子)
エピソード8の予告映像で、最後のローズセレモニーを前に放ったのがこの言葉だ。どんな時も相手の心と自分自身に向き合い、男性参加者のみならず、視聴者にまで、人生における“気づき”を与えている萌子さん。セレブであることはもちろんだが、自分の意見をはっきりと言葉にして伝えるそのスタンスからも“女性が男性を選ぶ”という「バチェロレッテ・ジャパン」の趣旨に、これ以上ぴったりな人物はいないと感じさせられ、とくに恋に悩む女性視聴者には勇気を与えてくれる潔い言葉なのだ。
恋愛模様を楽しむのもよし、男性参加者たちの成長ぶりや友情物語に微笑むのでもよし、萌子さんの達観した言葉に恋愛や人生のヒントを見つけるのでもよし。いろいろな魅力満載の「バチェロレッテ・ジャパン」を観て、自分だけの楽しみ方を見つけてみてはいかがだろうか。
文/かわむら あみり