キアヌ・リーブスの原点「ビルとテッド」最新作が緊急公開!特報映像も解禁
キアヌ・リーブス主演のコメディ映画『Bill & Ted Face the Music』が、『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』の邦題で12月18日(金)より全国公開されることが決定。あわせて主演のリーブス、アレックス・ウィンターのコメント入り特報映像が解禁された。
1989年にアメリカで制作されると、幅広い世代から人気を博しリーブスの出世作となった「ビルとテッド」シリーズ。その29年ぶりの最新作である本作は、北米では今年夏に公開され大ヒットを記録したばかりだ。ロックスターに憧れる高校生のビル(ウィンター)とテッド(リーブス)が世界を救うために時空を超えた冒険を繰り広げるSFコメディで、1作目『ビルとテッドの大冒険』(89)では過去へ向かい、第2作『ビルとテッドの地獄旅行』(91)では地獄と天国を舞台に旅へ繰りだした。そして本作では、時を経て中年になった二人が地球を救うため再び時空を駆けめぐる物語となっている。
伝説のロックバンド"ワイルド・スタリオンズ"として活躍し、かつては「ビルとテッドの音楽が将来、世界を救う」ともいわれた二人。しかし、年月とともに人気も衰え、いまや応援してくれるのは家族だけ。そんな彼らのもとに未来からの使者が現われ、“残された時間が77分25秒しかない”という衝撃の事実を伝える。この危機を脱する“世界を救う音楽”を完成させるため、二人は娘たちと共にモーツァルトやルイ・アームストロング、ジミ・ヘンドリックスらを一堂に会した最強のバンド結成を計画するが…?
特報映像はクールなエレキギター音の後、ファンに向けたリーブスとウィンターのコメントからスタート。その後、タイムトラベルするビルとテッドの姿や二人による演奏シーン、そして風変わりなステージに呆れる客席とそれに反して満足げにハイタッチを交わす二人という、コミカルな様子が収められている。
なお、主演の二人からはコメントも到着。公開に際してリーブスは「“全人類の心が一つになる”という映画で描かれるテーマは、まさにいま僕らに必要なことなんだ」とコメント。ウィンターは「『ビルとテッド』は、ずっと団結をテーマにしてきた。“一つになって”なにができるかということをね」と思いを語った。
おバカなロックンロール高校生コンビから、愛すべきロックンロール中年コンビになったビルとテッド。大人になっても当時と変わらない雰囲気の彼らは、はたして世界を"音楽"で救うことはできるのだろうか?その行方に注目したい。
文/トライワークス