なにわ男子・道枝駿佑が明かす、V6・井ノ原快彦に感じた“包容力”「ずっと“パパ”と呼んでいます」
「井ノ原さんは、現場の皆さんを温かく包み込むような包容力がすごいんです」
本作のオファーが入った時、先輩である井ノ原との親子役ということで、道枝自身は緊張と不安を抱いていたと言う。そんななか井ノ原から、良き親子関係を築けるようにと「親子だから敬語はやめて、タメ口でいこう」と言われ、驚いたそうだ。
「大先輩からいきなりそう言われたので、最初はどうすればいいのかわからなかったんです。でも、先輩がそう言ってくださるのなら、仲良くなれるチャンスかもしれないと思い、タメ口を使い始めたんですが、最初は探り探りで、気を遣っていました」。
その交流を通して、次第に井ノ原との距離感は縮まっていったそうだ。
「井ノ原さんは、本当に親子のような感覚で接してくれました。撮影では毎日一緒にお昼ご飯を食べていましたが、2人ともメガネをかけていたせいか、スタッフさんから『なんだかどんどん似てきたね』と言われました。親子役だし、そう見えてくるのかなと思い、うれしくなりました。僕は井ノ原さんのことをずっと“パパ”と呼んでいますが、映画公開後は、いつのタイミングで変えたらいいんだろうと考えてしまいます(苦笑)」。
エンディング曲の「Lookin’4」では、井ノ原とのセッションを行った。「僕は、ハモったことがなかったので、撮影前から1人で練習をしていたのですが、やっぱり難しくて。そしたら井ノ原さんが『僕とやろうよ』と一緒に練習してくれたことも、すごくうれしかったです。井ノ原さんとの練習のおかげで、あのセッションをなんとか乗り越えられたのではないかと。収録では、違う角度から何回か撮影しましたが、失敗できないという緊張感がありつつも、楽しい気持ちで歌うことができました」。
キャリアの長い井ノ原は番組のMCや、映画やドラマでの座長経験が豊富ということで、学ぶものがたくさんあったという。
「井ノ原さんは、いろんなセクションのスタッフさんたちと頻繁に話をされていました。井ノ原さんがいるだけで現場が明るくなるし、皆さんを温かく包み込むような包容力がすごいなと思いました。僕も見習わないといけないなと」。