メラニア夫人効果!応援演説で着ていたミリタリーコートが完売
新型コロナウイルス感染後、初めての公の場となった米テネシー州ナッシュビルで行われた米大統領選候補者による最後のテレビ討論会に出席したメラニア夫人は、クリスチャン・ディオールのノースリーブのワンピースという装いでシックに。そして10月25日には、一足お先に米ドナルド・トランプ大統領と共にハロウィンイベントを開催し、パンプキンカラーのオレンジ色のスウェードコートに、鉄板のメタリックゴールドのルブタンのハイヒールという装いで、マスクをして仮装した子どもたちを歓迎した。このコートはプラダのもので5600ドル(約58万8000円)と言われておりかなり高価だが、欧州ブランドが大好きなメラニア夫人らしいチョイスだ。
しかし、「Express」などによれば、11月3日に迫る大統領選挙の勝敗の鍵を握ると言われる、ペンシルヴェニア州で開かれた選挙集会に単独で参加し演説を行った際には、グリーン系カーキのマイケル・コースのベルト付きミリタリーコートを着用。パンプスは3連続で鉄板のクリスチャン・ルブタンだったが、米国発ブランドのマイケル・コースのカジュアルなコートはわずか250ドル(約2万6000円)とあって一部ネットショップで完売。
トランプ大統領を、「ドナルドは国を愛する闘士で、アメリカをよくするため皆さんのために日々闘っている」「彼はとても広い心とユーモアセンスの持ち主」と応援しつつも、「彼の言い方については、いつも賛成しているわけではない」とチクリ。トークと、市民にも手が届く安価な米国ブランドで、軍関係者や主婦層をはじめとする女性有権者の心を取り込む狙いがあるのではないかと言われている。
またマイケル・コースはメラニア夫人の勝負ブランドとも言われているが、2012年にオバマ前大統領が大統領選に勝利して初めて地元イリノイ州シカゴで演説をした際に、ミシェル夫人が選んだのもマイケル・コース。「勝利にあやかりたいのでは?」といった声や、2018年に物議を醸したザラの「I really don't care」と背中にプリントされたグリーン系カーキのジャケットを彷彿させるとして、「本当は興味ないんじゃない?」といった憶測まで飛び交っているが、真相はいかに。
NY在住/JUNKO