トム・クルーズ、12人のスタッフ感染で『ミッション・インポッシブル』撮影再中断!?

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トム・クルーズ、12人のスタッフ感染で『ミッション・インポッシブル』撮影再中断!?

先週、「The Sun」などが、イタリアでの新型コロナウイルスの感染爆発を受け、トム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル』第7弾に出演するはずだった約150人のエキストラに対し、「通達があるまで撮影所に来ないように」というお達しがあったと報じたが、その後、ヴェネチアのドゥカーレ宮殿の撮影現場からセットが忽然と姿を消したことが明らかに。原因は不明だったが、今週月曜日に、12人のスタッフに陽性反応が出たことがわかった。

「Daily Mail」には、黒い医療用マスクをしたトムとクリストファー・マッカリー監督、カメラマンなどが、ヴェネチアのホテルのバルコニーで何やら話しあっている様子がパパラッチされており、トムや監督はいまのところ無事な様子。しかし、感染爆発下において、全員のテストの判定が出るまでは撮影開始は難しいようで、現在もエキストラにはお呼びがかかっていないという。

同作は、2月に撮影を中止し、ロックダウンで5カ月間の撮影中断を余儀なくされた後、7月から撮影を再開。イギリスでの撮影の後、ノルウェーでの撮影ではスタッフなどの感染拡大を防ぐために、トムが50万ポンド(約6760万円)でクルーズ船をチャーターしたと報じられ、順調に撮影を続けてきた。

しかし、今月初めから3週間にわたって撮影が行われたローマで、コロナ患者を扱う病院での撮影中にマスクをしていないスタッフがいたとの目撃情報もあり、どんなに注意しても全員の管理は不可能だ。またアメリカから渡ったスタッフやボディガードの中にも、感染者がいたのではないかとも言われている。

同作は、ローマで3週間撮影した後、11月初旬までヴェネチアのドゥカーレ宮殿などで撮影を行う予定だった。セットが解体されたということは、またもや撮影中断を余儀なくされたことは明らか。

同作は当初2021年7月の全米公開を予定していたが、コロナ禍で11月に変更。シリーズ第8弾は2022年11月の全米公開を予定しており、一日も早い撮影再開を願うばかりだが、米国や欧州の感染爆発を見る限り、状況は厳しそうだ。

NY在住/JUNKO

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