内村光良、長澤まさみの美声を絶賛「すごく上手!私は素人」

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内村光良、長澤まさみの美声を絶賛「すごく上手!私は素人」

メガヒットした『ミニオンズ』(15)や『ペット』(16)のユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが放つ新作アニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)の日本語吹替版完成報告会見が、2月16日にザ・ペニンシュラ東京で開催。声優を務めた内村光良、長澤まさみ、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守が登壇した。

ハリウッド映画の日本語吹替えに初挑戦した内村。自身の出演シーンが映し出されると「恥ずかしいですね」と恐縮する。「これが全国の映画館で流れると思うと手に汗かいちゃう。まあ、支配人は歌が上手くないってことで、まさみちゃんとの対比です。まさみちゃんが上手くて私は素人ってことで」。長澤はそれを受け「いやいや」と恐縮する。

長澤は英語の歌の発音に苦労したと告白。「発音の先生もいらっしゃってけっこう厳しく指導してもらったけど、なかなかOKが出なくて。ジャッジが厳しくて、あまり思い出したくないくらい大変でした。でも、恥ずかしいですね、歌声は」。

内村は長澤について「泣きながら、後半で『コール・ミー・メイ・ビー』を歌うところがあるんですが、すごく上手い。これじゃ誰も電話しないよと(笑)。本当に上手かったです」と絶賛した。

また、誰がいちばんキャラクターに近いかという質問では、陽気なシンガーでブタのグンターを演じた斎藤に軍配が。長澤が「顔が似てる」と指摘すると、内村も「あのキャラクターは斎藤くんのために作られたみたい」とうなずく。斎藤は「そうなんです。向こうの方とお食事を」とジョークを飛ばした後「役作りをすることなくできました」と答え、笑いを取った。

『SING/シング』の舞台は動物だけが暮らす世界。取り壊し寸前の劇場支配人であるコアラのバスターが、かつての栄光を取り戻すため歌のオーディションを開催する。そこに集まってきた個性的な動物たちが、それぞれに歌声を披露していく。【取材・文/山崎伸子】

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