全編Zoomで撮影!英国発のホラー『ズーム/見えない参加者』日本公開へ

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全編Zoomで撮影!英国発のホラー『ズーム/見えない参加者』日本公開へ

ソーシャルディスタンスの時代に人々をつなぐインフラとして欠かせないものとなったウェブ会議サービス”Zoom”。これを全編で用いたホラー映画『ズーム/見えない参加者』が2021年1月15日(金)に全国公開されることが決定した。

舞台は、新型コロナウイルスの感染拡大によってロックダウン中のイギリス。ほんの遊びのつもりで”Zoom交霊会”を催した6人の男女が、照明を落とした部屋で次々と異変に巻き込まれている。ロックダウンという外に出られない状況で、次第にエスカレートしていく不気味な現象。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか。

史上初の全編Zoomホラーを手がけたのは、『Strings』(12)で英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を史上最年少で受賞したロブ・サヴェッジ。監督自身が友人同士で実際に行ったオンライン飲み会で仕掛けたいたずらより着想し、企画から完成までわずか12週間、出演陣はもちろん制作スタッフ一同、ソーシャルディスタンスを守りつつZoomを用いて撮影。作品を観たホラー映画界のヒットメーカー、ジェイソン・ブラムも「最高傑作」と絶賛している。

ちなみに、本作の撮影リハーサル中に心霊現象らしき状況が起き、その様子も本編終了後にメイキング動画として挿入されている。米映画レビューサイトRotten Tomatoesでの満足度も高く、多数メディアから好評を得ている”ウィズコロナ”の時代ならではのホラー、ぜひ劇場で体験したい!

文/トライワークス

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