北川景子が山田洋次監督作『キネマの神様』で昭和の銀幕スターに!

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北川景子が山田洋次監督作『キネマの神様』で昭和の銀幕スターに!

山田洋次が監督を務める松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』(2021年公開)にて、新たに昭和の銀幕スターの桂園子役を北川景子が演じることが発表された。北川は山田監督と本作が初タッグとなり、あわせて園子のキャラクタービジュアルと場面写真も解禁となった。

【写真を見る】『キネマの神様』北川景子演じる女優・園子の日常の姿を捉えた場面写真も解禁!
【写真を見る】『キネマの神様』北川景子演じる女優・園子の日常の姿を捉えた場面写真も解禁![c]2021「キネマの神様」製作委員会

原田マハの同名小説を、「男はつらいよ」シリーズや『母と暮せば』(15)の山田洋次監督が映画化した本作。沢田研二と菅田将暉がW主演を務め、永野芽郁、宮本信子、野田洋次郎、小林稔侍、寺島しのぶら豪華キャストが集結。“映画の神様”を信じ続けた男ゴウと、その家族に起きる奇跡の物語が描かれる。

北川が演じるのは、ゴウ(菅田)たちとともに映画の黄金時代を生きた誰もが憧れる銀幕スターの桂園子。園子は昭和の大女優としての華やかさと気品を兼ね備えながらも、ゴウや淑子(永野)を実の弟妹のように気にかけ、撮影所の誰からも慕われる人情深い一面も見せる魅力的な人物。解禁されたキャラクタービジュアルには、銀幕”スクリーン”の中で芝居をする園子の姿が映しだされ、その物悲し気な表情と眼差しが印象的だ。

またあわせて解禁された園子の日常の姿を捉えた場面写真では、当時若い女性の間で大流行した”真知子巻き”と呼ばれるスタイルでストールを頭に巻き付け、スクリーンの中に生きる役の姿とはまた異なった園子の華やかな姿が写しだされている。

北川は園子について、「華やかですが非常に人懐こく、親しみやすいキャラクターの女優です。演じる上で、当時の撮影所時代を経験された山田監督に、銀幕女優ならではの立ち振る舞いや雰囲気をお伺いしました」と撮影を振り返り、山田監督については「私が小さい頃から巨匠として存在されていて、まさか監督の作品に参加させていただけるなんて最初は驚きでした」と回顧。北川の起用理由について本作のプロデューサーは、「昭和の映画を彩った、類い稀な美貌を持ち、誰からも愛されるスター女優をいまの時代で演じてくれるのは誰だろうかと山田監督と話し合いを重ね、今回、北川さんにお願いさせて頂くこととなりました」と明かす。さらに「劇中、北川さんの瞳に向かって一気にクローズアップするシーンがあるのですが、山田監督も『このアップで魅力的にいられる女優は彼女しかいない』と太鼓判を押しておりました」と、銀幕スターを見事に体現した北川を絶賛している。

北川は、菅田、永野、野田とは本作が初共演。魅力的な登場人物たちが織りなす時代を超えた奇跡の物語を心待ちにしたい。

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