北川景子が山田洋次監督作『キネマの神様』で昭和の銀幕スターに!

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北川景子が山田洋次監督作『キネマの神様』で昭和の銀幕スターに!


<キャスト・スタッフコメント>

●北川景子(桂園子役)

「私は、”映画の黄金時代”(1950~60年代)と言われた時代に活躍した、銀幕女優の桂園子という役を演じました。華やかですが非常に人懐こく、親しみやすいキャラクターの女優です。演じる上で、当時の撮影所時代を経験された山田監督に、銀幕女優ならではの立ち振る舞いや雰囲気をお伺いしました。当時のスタッフと女優は一日中撮影所で共に時間を過ごし、まるで家族のように親しい関係だったように、菅田さん演じるゴウちゃんとも『可愛い弟をからかうみたいな感じでやるといい』とよくご指導いただきました。山田監督は私が小さい頃から巨匠として存在されていて、まさか監督の作品に参加させていただけるなんて最初は驚きでした。監督が現場で生みだす演出にはいつも説得力があり、撮影の空気が一気に変わっていく様は、非常に印象的でした」

●プロデューサー

「1950~60年代、映画は娯楽の王様と呼ばれていました。この頃の日本映画は、最も活気にあふれていて、数々の名作、多くのスター女優が銀幕を彩り、世界中の映画ファンを魅了してきました。当時のスター女優というのは誰しもが憧れる存在でありながら、撮影所でともに働くスタッフたちにとっては家族のように愛される存在でありました。北川景子さんに演じて頂いたスター女優・桂園子は山田監督自身が撮影所に入って間もない助監督時代に触れあった名女優たちとの経験を基に作り上げられていきました。昭和の映画を彩った、類い稀な美貌を持ち、誰からも愛されるスター女優をいまの時代で演じてくれるのは誰だろうかと山田監督と話し合いを重ね、今回、北川さんにお願いさせて頂くこととなりました。劇中、北川さんの瞳に向かって一気にクローズアップするシーンがあるのですが、山田監督も『このアップで魅力的にいられる女優は彼女しかいない』と太鼓判を押しておりました。北川さんは、銀幕におけるスター女優としての美しさを、見事に体現して下さいました」

文/富塚沙羅

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