主演は森山未來!あいみょんも共感した小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」が映画化

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主演は森山未來!あいみょんも共感した小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」が映画化

作家の燃え殻によるベストセラー小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」が、森山未來を主演に迎えての映画化が決定。同タイトルでNetflixにて2021年に配信されることがわかった。

【写真を見る】小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」の映画化が決定
【写真を見る】小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」の映画化が決定2021年 Netflixにて全世界同時配信予定

原作の「ボクたちはみんな大人になれなかった」は、誰もが感じるせつなさと懐かしさが凝縮されていると話題を呼んだ燃え殻のデビュー作。ウェブメディアの連載やSNSなどから評判が広がり、シンガーソングライターのあいみょんをはじめ、糸井重里、小沢一敬、会田誠、吉岡里帆、EXITの兼近大樹といった著名人からも絶賛の声を集めた。

1990年代が舞台の物語は、ある朝の満員電車で昔フラれた彼女に誤ってフェイスブックの“友達申請”を送ってしまった主人公“ボク”の混沌とした一日から始まる。“ボク”を演じる森山は原作について「“失われた10年”とも言われる1990年代。そんな不安定な時代に、恋に音楽に仕事に燃えたどこの馬の骨ともしれない主人公。過ぎ去った、その後にはなにが残っているのだろう。いまになってその燃え殻をどう見つめるのだろう。視線をそむけようとも、ただ静かに見守るしかない。この物語にはエンドロールは一つしかない、ですよね」とコメント。映画やドラマだけでなく、舞台やコンテンポラリーダンスなど多岐にわたって活躍する森山が、本作でどのように“ボク”を体現するのかに期待が高まる。

また監督を務めるのは、企業のコマーシャル、欅坂46やサカナクションなどのミュージックビデオを多数手がけてきた森義仁。本作で映画監督デビューを飾る森は「誰しも誰かに出会うことで自分を形成し、自分が見る風景を変えていく。そういうどこにでもある人生。森山未來さんが演じる主人公の人生と観ているあなたの人生が交差するような新しい感覚を持った映画にしたいと思います」と、制作への意気込みを語った。

SNSで過去と現在がつながっていくという、異色のラブストーリーの続報に注目したい。

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