大泉洋&柳楽優弥主演!ビートたけし原作Netflix映画『浅草キッド』制作決定
芸人としてだけでなく、俳優、画家、映画監督と多方面で活躍するビートたけし。その原点となった青春時代を描くNetflix映画『浅草キッド』の制作が決定した。
本作は、ビートたけしが作詞作曲した「浅草キッド」、そして自叙伝「浅草キッド」を原作とする青春ドラマ。劇団ひとりが監督と脚本を務め、『新解釈・三國志』(12月11日公開)の大泉洋と『今日から俺は!!劇場版』(20)の柳楽優弥を主演に、厳しさと愛情にあふれる師匠との日々、個性と才能に満ちた仲間たちとの出会い、そして芸人、ビートたけしが誕生するまでを描く。
舞台は昭和40年代、浅草のフランス座。たけし(柳楽)は大学を中退し、東八郎、萩本欽一ら人気芸人を育てあげた伝説の芸人・深見千三郎(大泉)に弟子入りする。舞台の上だけでなく日常生活においても芸人たる心構えを求め、独特な指導を行う深見のもとで、たけしは芸人としての成功を夢見て“笑い”の修行に励んでいた。だがテレビの普及とともに演芸場の客足は遠のいていってしまう。
『青天の霹靂』(14)に続いてメガホンをとった劇団ひとりは「脚本は6年前から準備していましたが、考えようによってはタケシさんに憧れて芸人を目指したあの日からが、この作品を撮るための準備期間だったようにも思います」とコメント。また『青天の霹靂』でも劇団ひとりとタッグを組んだ大泉は「たけしさんが『笑い』を師事した幻の浅草芸人、深見千三郎さんを演じさせていただくというのは、この上ない喜びとともに重すぎる重圧を感じております」と語り、唯一無二の芸人を演じることになった柳楽は「悩んだときは、たけしさんの本やインタビューを読み、映画を見て元気づけられてきました。ご本人役をいただき、正直『どう演じればよいのか?』と怖い気持ちもあります」と、それぞれに伝説となっている大物芸人を演じるプレッシャーを語っている。
天才誕生の知られざる秘話を描く『浅草キッド』は2021年冬に配信予定。日本中が活気と人情にあふれていた時代の息吹とともに、大泉と柳楽の初共演を堪能してほしい。