山田洋次、倍賞千恵子、大泉洋、広瀬すずのおすすめも!「100人が選ぶ松竹映画」一挙公開|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
山田洋次、倍賞千恵子、大泉洋、広瀬すずのおすすめも!「100人が選ぶ松竹映画」一挙公開

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山田洋次、倍賞千恵子、大泉洋、広瀬すずのおすすめも!「100人が選ぶ松竹映画」一挙公開

今年、映画製作および配給事業で100年を迎えた松竹が企画する特設サイト「100年の100選」で、著名人がおすすめ映画を紹介する「100人が選ぶ松竹映画」が一挙公開された。

【写真を見る】2020年、松竹は映画製作・配給事業で100周年!
【写真を見る】2020年、松竹は映画製作・配給事業で100周年!

1920年に松竹キネマ合名社を設立して蒲田撮影所を開所して以来、約5,000本の名作、話題作を製作&配給してきた松竹。2020年は “松竹映画100周年”の記念の年として、特集上映「“監督至上主義”の映画史」のほか1年をかけて様々な取り組みを行ってきた。

その締めくくりとして、各界で活躍する100人に“好きな松竹映画”を選んで熱く語ってもらう応援企画を実施。6月には『パラサイト 半地下の家族』(19)のポン・ジュノ監督や黒沢清監督、松坂桃李らの参加が紹介されていたが、このほど山田洋次、倍賞千恵子、大泉洋、広瀬すずほかバラエティ豊かなオピニオンの参加により、ついに完成することに。

小津安二郎監督の代表作『東京物語』(53)を選んだ山田監督は「世界中の映画人が、この作品を映画史の中でのNo.1にあげることについて異論はない筈です」と語り、「男はつらいよ」シリーズはじめ松竹映画の看板女優である賠償は、自身の出演作『下町の太陽』(63)を挙げて「当時私が歌ったデビュー曲『下町の太陽』がヒットしたことがきっかけで映画化されたのがこの作品です」と当時を振り返る。

また『蒲田行進曲』(82)を選んだ大泉は「今まで見てきた映画やドラマとは役者の芝居が明らかに違う気がして、とても惹きつけられたのを覚えています」、そして『舟を編む』(13)を選んだ広瀬すずは「私ももう少し歳を重ねたら、この映画に新たな共感が生まれ、より楽しい世界を見られるのかなと思いました」とコメントしている。

4人の他にも朝原雄三監督、石井竜也、上田慎一郎監督、ミキ・昴生、コトリンゴ、オジンオズボーン・篠宮暁、竹中直人、立川志らく、塚本晋也監督、毎熊克哉、安川午朗、山崎貴監督といった幅広い分野の面々からもコメントが寄せられている。100人のコメントと選定作品は公式サイトで掲載中。参加した多彩な顔触れによるセレクトを楽しむと共に、松竹が積み重ねてきた100年の歴史の厚みを感じ取ってほしい。

特設サイト「100年の100選」

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