山田孝之主演×佐藤二朗監督『はるヲうるひと』が21年6月に公開決定!
『今日から俺は!!劇場版』(20)や『新解釈・三國志』(12月11日公開)に出演している佐藤二朗が原作、脚本、監督を手がけた『はるヲうるひと』の新たな公開日が2021年6月に決定。また、先日韓国で開催された「第2回江陵国際映画祭」にて本作が最優秀脚本賞を受賞し、佐藤監督より喜びのコメントが到着した。
本作は、佐藤が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」にて上演された人気舞台の映画化であり、映画化を望んでいた佐藤が約5年もの歳月をかけて完成させた力作。主演を山田孝之が務め、仲里依紗、坂井真紀、そして佐藤自らも出演を果たしており、架空の島で売春宿を営む三兄弟を主軸に、死んだように生きる男女がそれでも生き抜こうともがく、せつなくも壮絶な物語が描かれる。
そしてこのたび、11月5日~7日に開催された「第2回江陵国際映画祭」にて本作が最優秀脚本賞を受賞。これを受けて佐藤監督は「『何度読んでも魂が震える』と主演を受けてくれた山田孝之、日頃はわりと辛口(笑)なのに『このホンはおもしろい』とまっすぐに僕の目を見て言った坂井真紀、『このホンをつまらなく撮ったら僕の責任』と言ったカメラマン神田創らに、ほんの少しかもしれないが報いられた気がする」と製作陣へ感謝のコメント。さらに「石橋貴明さんとの対談で『賞なんていらない!』とカッコつけて言ったが、石橋さん、ごめんなさい、いただいたらいただいたで、うれしいもんですね」と、茶目っ気たっぷりに喜びを明かしている。
佐藤監督の熱い想いの下に集結したスタッフ、キャストが紡ぐ渾身の魂の記録を、劇場で見届けられる日を楽しみに待ちたい!
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