『ベイマックス』『ズートピア』の新作に、バズ・ライトイヤー単独作も!2021年以降のディズニーアニメまとめ
ウォルト・ディズニー・カンパニーの投資家向け説明会が現地時間10日に行われ、「スター・ウォーズ」や「マーベル作品」など、2021年以降に劇場公開もしくはディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」で配信される作品のラインナップが一挙に発表された。
そのなかからウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオと、ディズニー/ピクサーのラインナップをピックアップして紹介していきたい。
まずはディズニー・アニメーション・スタジオから。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、2020年11月から2021年3月に公開が延期されていた長編最新作『ラーヤと龍の王国』(2021年3月12日日本公開)からは登場キャラクターのファーストルックが解禁。
また、同作が2021年3月5日(金)の全米公開と同時にディズニープラスのプレミアアクセスで配信されることが明らかに。
今年9月には、当初春に公開が予定されていた『ムーラン』の劇場公開を見送り、ディズニープラスのプレミアアクセスで配信をスタートしたディズニー。アメリカ国内では配信開始から10日間で加入者の約3割が追加料金を払って視聴し、2億6000万ドル以上の収入を得たとも報じられている。
ディズニーが初めて劇場と配信の同時リリースを試みる『ラーヤと龍の王国』は、今後のディズニー作品の動向をうらなう作品となることだろう。なお、日本でも同様に配信が行われるかは明らかになっていない。
また、ディズニープラス配信作品として近年の人気作のオリジナル・アニメシリーズが製作されることが決定。
『プリンセスと魔法のキス』(08)に登場したプリンセスのティアナの新たな物語を描く「Tiana」、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『ベイマックス』(14)の新作「Baymax!」、『ズートピア』(16)の人気キャラクターにフィーチャーしたスピンオフ短編シリーズ「Zootopia+」の3タイトルが2022年配信予定。そして『モアナと伝説の海』(16)のモアナを主人公にした「Moana」が2023年に配信される予定。
ほかにも、アフリカのエンタテインメント企業Kugaliとディズニーがコラボレーションを果たし製作されるSFシリーズ「Iwaju」が2022年にディズニープラスで配信。
そして2021年秋に公開される劇場用作品として、『塔の上のラプンツェル』(10)のバイロン・ハワードと『ズートピア』のジャレッド・ブッシュがメガホンをとる『Encanto』が発表。魔法の家に暮らす家族を描いた同作は、リン=マニュル・ミランダが音楽を手がけるとのこと。
ディズニー・アニメーション・スタジオの作品ラインナップは以下の通り。
『ラーヤと龍の王国』
2021年3月12日(金)日本公開
『Encanto』
2021年秋劇場公開予定
「Tiana」
ディズニープラスにて2022年配信予定
「Baymax!」
ディズニープラスにて2022年配信予定
「Zootopia+」
ディズニープラスにて2022年配信予定
「Iwaju」
ディズニープラスにて2022年配信予定
「Moana」
ディズニープラスにで2023年配信予定