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“トークの帝王”ラリー・キング、コロナ感染も集中治療室から隔離病棟へ

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“トークの帝王”ラリー・キング、コロナ感染も集中治療室から隔離病棟へ

新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった米テレビ司会者のラリー・キング(87)が、集中治療室から隔離病棟に移ったことがわかった。米NBCなどに関係者が明らかにしたもので、病院で10日間以上を過ごし、現在も入院中だという。

1月2日に、ロサンゼルス市内の病院で10日間にわたって治療を受けていることが明らかになったラリー・キングは、自宅を訪れる自身のケアワーカーを通じて新型コロナウイルスに感染したという。「Metro」などによれば、息子のうちの1人も感染しているようだ。

ラリーは2型糖尿病という基礎疾患があり、過去に心臓発作のほか、ステージ1の肺がんに前立腺がん、そして2019年3月に脳卒中を患った際には数週間、昏睡状態に陥り、左脚がうまく動かなくなったがリハビリで克服。4月には心臓の手術も受け、仕事に復帰していた。隔離病棟では医師と看護師が頻繁に健康状態をチェックしており、家族とは面会不能だがモニターを通じて、現在離婚調停中の妻ショーン・サウスウィックと2人の息子とは頻繫にコンタクトを取っているという。

米CNNの看板トーク番組「ラリー・キング・ライブ」で長年にわたって司会を務め“トークの帝王”としても知られるラリーは、昨年5人の子どものうち、7月に息子のアンディ(享年65)を心筋梗塞で、8月に娘のチャイア(享年52)を肺がんで亡くしている。コロナ禍と自身の脳卒中が完治していなかったことから、フロリダで行われた息子の葬儀には出席できなかった。

また、2019年8月に、22年連れ添った7人目の妻ショーンとは、「和解しがたい不一致」を理由に離婚を申請。現在も良い関係を保っているというが、近年の手術や心労に加えて、高齢や既往症などがあることから、予断は許さない状況に変わりはないようだ。

NY在住/JUNKO

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