創作活動支援プロジェクト『DIVOC-12』新風吹き込む公募監督が決定

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創作活動支援プロジェクト『DIVOC-12』新風吹き込む公募監督が決定

<スタッフコメント>

●廣賢一郎(監督/藤井チーム)

「このような機会を頂けたことに感謝をしています。こんな混迷な時代だからこそ、私はただ自分に出来る事を精一杯続けようと思います。今回、田村隆一『帰途』という詩から着想を得た物語を紡ぐ予定です。頑張ります!」

●藤井道人(監督)

「廣監督が持つ表現への眼差しにとても好感が持てました。今生きている社会への疑問や、愛についての考察に無二の個性を感じました。これから一緒に映画を作れることが今からとても楽しみです」

●エバンズ未夜子(監督/上田チーム)

「この度『感触』というテーマでこの企画に参加させて頂きます。対面での関わりが制限された中、人と触れ合いぬくもりを感じる機会が減りました。しかし、私たちは様々な媒体を通して互いに心で触れ合うことができます。その 1 つが映画だと思います。変わりゆく時代に動揺する私たちの、閉ざしてしまった心を換気する様な映画をお届けしたいです」

●上田慎一郎(監督)

「どんな映画になるのか想像がつかない。それが彼女を選んだ一番の理由でした。先日、19歳の彼女が『昭和ってエモいじゃないですか』と言っていました。わかるようで、わかりませんでした。僕らには理解しきれない新しい価値観や世界観。それが映画となって沢山の人を揺さぶるのが楽しみでなりません」

●加藤拓人(監督/三島チーム)

「まるでフィクションのような現実の中、かつて映画に救われた瞬間があった事を忘れていた気がします。いま作られるべき映画とは何か、そして共有できる事は何か。この機会を与えてくれた全ての人に感謝し、その答えを見つけていきたいと思います」

●三島有紀子(監督)

「脚本から『隔離』と『安心』というテーマが浮かび上がり、加藤さんがコロナ禍の社会をどう見ているのかという視点が明確でした。メタファーとして架空の世界を描いた物語が面白く、この作品を観たいと思いました。何より監督するために生きていること、そして制作期間の他の仕事を断って『空けています』と言った彼の覚悟が見えたことも大きいです」

文/足立美由紀

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