北川景子の髪が中村倫也に優しく切られ…『ファーストラヴ』Uruの挿入歌が彩る本編映像公開
第159回直木賞を受賞した島本理生の傑作小説を、北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』(2月11日公開)。この度、シンガーのUruが提供した挿入歌「無機質」に乗せて、北川と共演の中村倫也と共に"閉じ込めた愛の記憶“を体現した本編映像が公開された。
累計発行部数30万部を超え、予測不能な結末とタイトルの裏に隠された濃密なドラマが大きな話題を呼んだミステリーを映画化した本作。監督を「SPEC」シリーズや『十二人の死にたい子どもたち』(19)の堤幸彦が務め、女子大生の環菜(芳根京子)が父親を刺殺するというショッキングな事件を軸に、事件を取材する公認心理師の由紀(北川)と、由紀の夫の弟で弁護士の迦葉(中村)が環菜の本当の動機を探る。
Uruによる挿入歌「無機質」の本編映像は、大学生時代の迦葉と由紀を映した場面から始まる。北川が役作りで髪を30㎝以上切ったことが話題となったが、迦葉の手により由紀の髪が優しく切られるこのシーンはどこか儚げなピアノ伴奏に乗せて、ふたりの距離を近づける印象的な場面となっている。そして、」ふたりは海辺の街を歩き、迦葉が差し出した手をショートカットになった由紀は戸惑いながらも握り返し海へと向かっていく。
ドラマ「テセウスの船」の「あなたがいることで」など、その温かく包み込むような歌声と神秘的な存在感で注目を集めているUru。彼女の楽曲はふたりの回想に静かに、そして優しく寄り添う。それぞれのシーンは男女の心の機微を美しく見事にとらえ、さらに物語の謎を紐解く重要な場面にもなっている。
今回の本編映像、その最後のカットで由紀は迦葉の横顔に何を見たのか?このシーンが物語でどう活きるのか?その答えを劇場で確かめてほしい。
Next
Uruが寄せた挿入歌へのコメントはこちら!
作品情報へ