藤原竜也「涼真に引っ張ってもらった」バディ役で初共演の竹内涼真に感謝!
吉田修一のサスペンス小説を羽住英一郎監督が映画化した『太陽は動かない』(3月5日公開)の「絶体絶命!!爆弾解除イベント」と題した生配信イベントが2月4日に開催され、藤原竜也と竹内涼真が出席した。
秘密組織のエージェント、鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)。“24時間ごとに本部へ定期連絡しなければ、心臓に埋め込まれた爆弾が爆発する”という危険を常に抱えながら、2人が各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦を繰り広げる姿を描く。
バディ役で初共演を果たした2人。数々の過酷なアクションにノースタントで挑んだ藤原は、「本当に大変なアクションシーンの連続でしたけど、涼真は若さと勢いと自信を持っていろいろなことにチャレンジするから、僕はそれに引っ張ってもらいました」と竹内に感謝。あまりにも過酷すぎる撮影の連続に、今日一日を無事に乗り越えられてよかったと毎日お互いをねぎらっていたという。
藤原が「他の映画だったら、『このシーンがクライマックスだろうな』というシーンがあると思うんですけど、『太陽は動かない』はクライマックスしかないんです。息つく暇もなく、半年を走り抜けました」と振り返ると、竹内も「クライマックスかと思うようなシーンの連続なので、完成した作品を観た時には『あっという間に終わった、おもしろかった』という2時間でした。爽快感がすごいんですよ」と充実感をにじませていた。
この日は、劇中で藤原と竹内が“絶体絶命のエージェント”を演じることにちなみ、ゲーム「完全爆弾解除マニュアル:Keep Talking and Nobody Explodes」に挑戦することに。このゲームは、実際に画面上で操作をする「処理担当者」と画面が見られない状態で解除方法を指示する「分析担当者」にわかれ、徹底的に会話をして制限時間内に爆弾を解除するというもの。5分というタイムリミットが迫るなか、竹内が「時間がないですよ、鷹野さん!」、藤原も「田岡、次はどうすればいい!」とお互いの役名で呼びかけるなど、緊張感あふれるやり取りを繰り広げた2人。制限時間に間に合わず“爆死”してしまうひと幕もありながら、楽しそうな笑顔を見せていた。
最後には、竹内が「コロナ禍を吹き飛ばす爽快な映画になっています。満足していただけると思いますので、ぜひ映画館へお越しください」、藤原が「1年越しでようやく公開になります。半年をかけて、羽住監督のもと壮大な映画を作り上げました。期待してご覧ください」とそれぞれが公開へ向けて熱い想いを口にしていた。
文/成田 おり枝