綾瀬はるか&西島秀俊、「お兄ちゃん」「はるぼう」と呼び合い息ぴったり!
2017年に放送された人気テレビドラマの劇場版『奥様は、取り扱い注意』(3月19日公開)の「取り扱い説明会」イベントが2月9日にイイノホールで開催され、綾瀬はるか、西島秀俊、佐藤東弥監督が登壇した。タイトルにちなみ、お互いの“取り扱い注意”ポイントを明かすことになると、綾瀬は「甘いおやつをあげれば喜ぶ!」と西島のスイーツ好きを暴露。「お兄ちゃん」「はるぼう」と呼び合っているという2人が、息ぴったりの様子を見せた。
「奥様は、取り扱い注意」は、元凄腕の特殊工作員という過去を持つセレブな専業主婦、伊佐山菜美(綾瀬)が、次々とトラブルを解決していく痛快エンタメドラマ。ドラマ最終回から半年後を舞台に、記憶喪失になった菜美が大きな事件に巻き込まれる姿を描く。西島は公安のエリートでありながら、そのことを隠して菜美と結婚する勇輝を演じた。
テレビドラマでは、勇輝が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了した。綾瀬は「ドラマは『え!ここで終わっちゃうの!?』というのがあったので、どうなっていくのかを自分自身も観てみたかった。劇場版で観られるのが楽しみでした」と、劇場版での続編がかなった喜びを語った。
2017年にドラマが放送されたのち、劇場版の撮影は2019年7月から9月まで行われた。撮影で久々に西島と会った綾瀬は、「おう!という感じでした。会えたね、久しぶり!って。『お兄ちゃん、会いたかったよ』という感じでした」と再会の喜びを述懐。
大河ドラマ「八重の桜」では兄妹役で共演していた2人だけに、西島は「八重」と綾瀬のことを呼んでいたそう。「でも、それからだいぶ時間が経ったので、いまは“はるぼう”と呼んでいます」と明かす。
アクションシーンも見どころとなる本作だが、西島は「アクションシーンでは『お兄ちゃん、遅いんだよ』『え?俺?』みたいなことを言い合いながら(笑)。お互いに気を遣わないので、言いたいことを言い合える」とニッコリ。
綾瀬が「『お兄ちゃん、遅いよ。ちゃんとやって!』とかね」とお茶目に笑うと、西島も「絶対的な安心や信頼感があるので、なんでも言い合いながら一緒にやれて、とてもやりやすい」と綾瀬に全幅の信頼を置き、「『お兄ちゃん、いまのところもうちょっとおもしろくできたんじゃないの』と、ダメ出しもくらった」と笑顔で振り返っていた。
またタイトルにちなみ、お互いの“取り扱い注意”ポイントを披露したこの日。綾瀬からスイーツ好きを暴露された西島が「そうですね。好きです」と照れ笑いをのぞかせると、綾瀬も「なんでも好きですよね。スイーツ男子。現場でも、お菓子がある場所を陣取ってます」と楽しそうにコメント。一方、西島は「褒めると伸びるタイプ」と綾瀬の取り扱いポイントを語り、「とりあえず褒めておく。『いいねぇ、いまのアクションすごいかっこよかったよ』と伝えていくといい」と目尻を下げていた。
取材・文/成田おり枝