山田孝之ほかの劇中写真も一挙披露!“監督”佐藤二朗の渾身作『はるヲうるひと』公開日決定
『新解釈・三國志』(公開中)などの鬼才俳優・佐藤二朗が、原作・脚本・監督・出演の4役をこなす映画『はるヲうるひと』。このたび同作の公開日が6月4日(金)に決定し、佐藤監督の最新コメント映像、作品を彩る山田孝之、仲里依紗、坂井真紀らの場面写真が解禁となった。
本作は、佐藤が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演され演劇界からも絶賛された舞台の映画化作品。山田、仲、坂井ら豪華キャストが集結し約5年をかけて完成させた佐藤渾身の一作。2019年度第35回ワルシャワ映画祭への正式出品に続き、第2回江陵国際映画祭にて最優秀脚本賞を受賞し、海外での注目も集めている。
佐藤は本作を「架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし」と説明。キャストが本作に込めたメッセージ=言霊は観る者の度肝を抜き、心に刺さりまくり、そして、生きるためのエネルギーを漲らせるはずだ。また「役者それぞれが、簡単には登れないような山にそれぞれ生傷を抱えながら、自分が生きる為に必死に登り詰める、そんな芝居を役者全員がした、奇跡のような作品」と、作品への自信が垣間見えるコメントも。
“笑え、殺したいほど憎くても”という強烈なコピーが象徴する、切なくも壮絶な世界観をスクリーンで体感しよう。
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