フェイクを経てついに判明!トム・ホランド版『スパイダーマン』第3作タイトル決定
トム・ホランドが主演を務める「スパイダーマン」シリーズ最新作のタイトル(原題)が『Spider-Man: No Way Home』に決定。全米公開は2021年クリスマスを予定している。
「スパイダーマン」シリーズでは再リブートにあたり、マーベル・コミックを原作とした実写映画を同一の世界観によりクロスオーバーさせる“マーベル・シネマティック・ユニバース”に属する本シリーズ。2017年には、ピーター・パーカー(ホランド)とトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)との出会いを描いた『スパイダーマン:ホームカミング』、2019年にはピーターの淡い恋を軸に悪との戦いを映しだす『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開され、いずれもヒット作となった。
今回のタイトル公開にあたり、前日にはメインキャストであるホランド、ジェイコブ・バタロン、ゼンデイヤが、それぞれ別のタイトル画像をSNSで投稿。「Phone Home」「Home-Wrecker」「Home Slice」と、過去のタイトル同様「Home」にちなんだサブタイトルを公開していた。キャストは、お互いの投稿に対し動揺するようなコメントを送りあっていたが、本日改めて本当のタイトルがお披露目される形となった。
あわせて公開された動画では、監督のジョン・ワッツの部屋から出てきたのち会話を交わすメインキャストの姿が映しだされている。「なんで本当のタイトルを教えてくれないんだ!」と憤るホランドに対し、バタロンとゼンデイヤが「お前ネタバレ王じゃん」「前作でもネタバレしてたでしょ」と、これまでも思わず展開を予想させるような発言をこぼしてきたホランドを指摘する様子も。また、彼らが通り過ぎたあとの壁には「Home」が入った様々なフレーズがびっしりと書かれており、中央には大きく本作のタイトル『Spider-Man: No Way Home』の文字が記載されている。
これまでも“ネタバレ王”ホランドへの配慮のみならず、出演者にも結末を伝えないなど、徹底的なネタバレ対策を行ってきたMCUシリーズ。今回の斬新なタイトル公開は最新作への期待をさらに高めてくれるようなものになったのではないだろうか。
前作『:ファー・フロム・ホーム』では、スパイダーマンの正体が世間にさらされる形で結末を迎えており、さらに、今回のタイトルには「家に帰れない」のような意味が含まれている。波乱の予感たっぷりの最新作公開まで今後の続報を楽しみながら待ちたい!
文/サンクレイオ翼