芳根京子、北川景子からのサプライズに「すごく幸せな誕生日」と号泣!“北川愛”止まらず「毎日連絡を取り合っている」
第159回直木賞を受賞した島本理生の同名小説を映画化したサスペンス・ミステリー『ファーストラヴ』の大ヒット御礼舞台挨拶が2月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、北川景子、芳根京子、堤幸彦監督が登壇。ちょうどこの日、24歳の誕生日を迎えた芳根を祝って、北川から花束がプレゼントされた。かねてより「大好き」と憧れてやまない北川からのサプライズ&愛のこもったメッセージを受け取ると、芳根の瞳からはポロポロと涙が溢れだし「すごく幸せな誕生日」と大感激。思わず北川ももらい泣きするなど、劇中では壮絶な役柄を演じて涙の応酬を披露した2人が会場を温かな空気でいっぱいにした。
公認心理師の主人公、由紀(北川)が、父親殺害事件の容疑者である女子大生、環菜(芳根)と面会を重ねるうちに、自分自身の過去の記憶につながる意外な真相にたどり着くさまを描く本作。
「お誕生日おめでとうございます!」と祝福した北川が、「この作品で改めて芳根京子さんという女優さんとご一緒できてうれしかったですし、初めて出会った時はまだデビューして2年目ぐらいで、右も左もわからないという感じだった。会わない間に朝ドラやたくさんの大変なお仕事を乗り越えられて、本当に立派な女優さんになって」と芳根の成長に思いを馳せてしみじみ。「お芝居のことも逆に教えていただいて、学ばせてもらっているなと思いました。プライベートでも仲良くさせてもらっていて、これからも本当に楽しみ」と芳根にメッセージを送ると、芳根は感涙。北川は「泣いちゃった。こんなはずじゃなかった!どうしよう。ごめんね」と困惑しつつも思わずもらい泣きし、2人で泣き笑いを見せた。
芳根は「今日で24歳になりました」と照れ臭そうに切りだし、「すごく幸せな誕生日だなと思って」と声を震わせてコメント。溢れだした涙が止まらぬまま「こういうご時世でなかなか人とも会えなくて、今日も友だちとも会えないなと思っていたところに舞台挨拶が入って、すごくうれしくて。それだけですてきな24歳の始まりだなと思っていた」と胸の内を吐露し、「まさかこのように北川さんからうれしいお言葉をいただけるなんて。誰か録音していたら、私にください!」とお茶目な笑顔を弾けさせた。
先日行われた本作の初日舞台挨拶では、中村倫也から「芳根さんが、北川さんのことを好きすぎる」といじられるほど、北川のことが大好きな芳根。「毎日連絡を取り合っている」そうで、芳根は「北川さんも私も、いま連ドラの撮影に入っている。スケジュールが大変ななかで『きょんちゃん(芳根)が頑張っていると思ったら、頑張れる』と言われて。すごいうれしい!と思って。好きな人と一緒に頑張るのって、幸せだなと日々思っています」とこの日も“北川景子愛”が大爆発。
北川も「自分も久々の連ドラで、こんなに大変だったかなと思うこともあって。家庭との両立でちょっと心が折れそうな時とかに、ちょうど連絡をくれる。『私も頑張っています』と言われると、こんなにかわいいきょんちゃんが頑張っているんだから、私も頑張ろうって。一緒に頑張っている気がして、すごく勇気をもらっています」と芳根への感謝を語り、「支え合っています。年齢の差もありますが、“心の友”という感じになれて、すごくいいご縁があった作品」とかけがえのない出会いになったことを明かしていた。
取材・文/成田おり枝