『ウォーキング・デッド』のダリル役ノーマン・リーダスについてあなたが知らないかもしれない10のこと
『ウォーキング・デッド(TWD)』シーズン10の追加エピソードが、ついに日本でも放送開始。さらにファイナルとなるシーズン11が今夏放送と発表された。そこでますますの活躍が期待される人気キャラクターのダリルだが、彼を演じるノーマン・リーダスにはこんなエピソードがあった!
その1:高校時代は日本に住んでた!
リーダスはハリウッド生まれだが、幼い頃に両親が離婚。雑誌「プレイボーイ」の元バニーガールだった母マリアンヌは、教師をしながら、幼いリーダスを連れてスペインや英国など世界各地に移り住む。母子は日本に住んだこともあり、リーダスは日本で高校生時代を送ったそう。旅行で日本を訪れた際の様子もInstagramにアップしている。
その2:スカウトされたのはパーティー
大多数の俳優は、演劇学校に通いオーディションを経て俳優になるが、リーダスが俳優になったきっかけはパーティーだった。当時、リーダスはロサンゼルスのベニスビーチにあるバイクショップで時給7.5ドルで働いて、ある日、友人に誘われたパーティで酔っ払って大きなサングラスをかけて大声でわめいていたら、初対面の人物に舞台に出ないかと誘われて出演。そして、その舞台の初日に、舞台を見たエージェントが声をかけてくれたのだそう。
その3:映画デビューはギレルモ・デル・トロ監督作
ノーマンの映画デビュー作の監督は、2017年の『シェイプ・オブ・ウォーター』でオスカー監督となったギレルモ・デル・トロ監督。リーダスは、メキシコ出身のデル・トロ監督のハリウッド進出作、1997年のホラー映画『ミミック』で映画初出演。この監督の2002年のアメコミ映画『ブレイド2』にも出演している。
全身にタトゥーがいっぱい!
リーダスはタトゥー好き。胸の左側には2002年に死去した父親の名、彼と同じ"ノーマン"、胸のセンターにはハート。背中には悪魔が2つ。右腕は上部に悪魔、前腕部に息子の名"ミンガス"。右掌には星、右手の背側には心臓と骸骨。左足にはヘビのタトゥーがある。
その5:交通事故で顔を大ケガ
2002年2月、彼がベルリン映画祭に参加した時に、近くで行われたR.E.M.のコンサートに行った帰り、自分が運転する自動車で交通事故を起こし、頭からフロントガラスに突っ込んで顔に大ケガをした。そのため、今もリーダスの片方の眼窩はチタン製で、鼻すじには4本のネジが埋め込まれている。
その6:息子アンガスがイケメン
リーダスは現在、2015年の映画『スカイ(原題)』で共演したダイアン・クルーガーと同居、2018年に生まれた娘を一緒に育てているが、1999年に生まれた息子ミンガス・リーダスやその母との関係も良好。息子の母親は、彼が1998年から2003年に交際していたデンマーク出身のモデル、ヘレナ・クリステンセン。ミンガスは、モデル出身の母親に似た長身のイケメンで、2017年にカルバン・クラインのショーでモデル・デビュー。昨年はロンドンで行われたトミー・ヒルフィガーのショーに登場している。
その7:黒猫を飼っている
ダリルは犬の"ドッグ"を飼っているが、リーダスも動物好きで、黒猫を飼っている。これは息子アンガスが5歳のときにねだって飼い始めた猫で、名前は息子がつけた「Eye in the Dark(暗闇の目)」。時々Instagramに登場している。
その8:グレッグ・ニコテロとレストランを共同経営
リーダスは『TWD』の特殊メイク・アーティストで製作総指揮&監督でもあるグレッグ・ニコテロと、レストラン「ニック&ノーマンズ(Nic & Norman's)」を共同経営している。所在地は『TWD』のロケ地、ジョージア州のセノア。カジュアルなレストランで、ギフトショップではTシャツなども売っている。
その9:本を2冊出版している
2013年刊行の「太陽が登る...大きな禿頭のように(Sun's Coming Up...Like a Big Bald Head)」は、リーダスが撮った写真を集めた写真集。もう1冊は、2014年刊行の「優しさをありがとう:世界中のファンアート(Thanks for all the niceness: Fan Art from Around the World)」は、タイトル通り、世界中の『TWD』ファンが作ったファンアート作品を集めたもの。残念ながらどちらも今は中古しかなく、Amazonの出品を見ると高い値段になっているようだ。
その10:好きな映画はこの3本!
インタビューで好きな映画を聞かれて、リーダスが答えたのはこの3本。『マッドマックス』(79)、『真夜中のカーボーイ』(69)、『サタデー・ナイト・フィーバー』(77)。リーダスのイメージにぴったりかも?
文/平沢薫