『モンスターハンター』ミラ・ジョヴォヴィッチにインタビュー「こんなに大きいモンスターを退治するのか!と童心に返ってワクワクしました」
公私共にベストパートナーであるミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督が、「バイオハザード」シリーズに続き、再び日本発の大ヒットゲームを映画化した『映画 モンスターハンター』(公開中)。コロナ禍で来日は果たせなかったが、主演のジョヴォヴィッチをリモートで取材し、本作に込めた熱い想いと、ダイナミックなアクションの撮影秘話を聞いた。
ジョヴォヴィッチ演じるアルテミスは、特殊部隊を率い、砂漠で消息を絶った偵察小隊を探索している途中、突如砂嵐に飲み込まれてしまう。彼女が目覚めるとそこは未知の世界で、巨大モンスターに襲われる。やがて彼女は屈強な戦士のハンターと出会い、モンスターたちと死闘を繰り広げていく。
ハンター役に「マッハ!」シリーズで知られるタイのアクション俳優、トニー・ジャー、大団長役に「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマン、日本からは受付嬢役で『ブレイブ -群青戦記-』(公開中)の山崎紘菜が参加した。
「『モンスターハンター』は世界中のゲームファンから愛されている作品だけに、映画化するのであれば、ファンの期待を裏切らないようなしっかりとした作品にしなければいけないと思いました」と、気合十分に臨んだジョヴォヴィッチ。
「ポール自身がゲームの大ファンで、10年前から何度も企画を練り直し、かなり時間をかけて作った映画です。ポールも良い作品にしたいというプレッシャーを相当感じていたはずなので、私も主演としてしっかりと彼をサポートしたいという気持ちが強かったです」
「バイオハザード」シリーズのアリス役に続き、今回も主人公アルテミス役で、ダイナミックなアクションを披露したジョヴォヴィッチは「また、ダイナミックなファンタジーの世界に戻ってこれてとてもうれしかった」と言う。
「アリスの場合は、ここまで強い人はいないというくらい現実離れした強さがあったけれど、今回のアルテミスは、軍隊に所属しているとはいえ、決してスーパーヒーローではないし、観ているほうが共感できるリアルなキャラクターだったので、すごくやりがいを感じました」