こどもの日にふさわしい笑顔!『Arc アーク』芳根京子&鈴木咲の母娘写真にほっこり
芳根京子主演映画『Arc アーク』(6月25日公開)より、本日5月5日“こどもの日”にちなみ、愛情溢れる母娘の新たな場面写真と、今話題の子役、鈴木咲の愛くるしい姿が写るオフショットが解禁となった。
本作の原作は、21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短編小説「円弧(アーク)」。石川慶監督がメガホンをとり、原作の息をのむほど斬新な不老不死のシチュエーションと、行間に流れる死生観を引き継ぎながら、映像作品へと鮮やかに転生させた。主人公リナに扮するのは『累 -かさね-』(18)と『散り椿』(18)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、最新作『ファーストラヴ』(21)では、堤幸彦監督から“涙の魔術師”と絶賛された芳根。一人の女性の17歳から100歳以上を生き抜く、キャリア史上最難関の役どころを繊細かつ大胆に演じきった。その他、リナが勤めるエターニティ社の責任者エマを寺島しのぶ、エマの弟で天才科学者の天音役を岡田将生が演じ、物語の重要なカギを握る人物として倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫らが出演している。
こどもの日にちなみ解禁されたのは、不老不死が現実となった世界で見た目は30歳のままだが、実際は89歳のリナ(芳根)と、5歳に成長した彼女の娘のハル(鈴木)との日常を切り取った微笑ましい写真。リナがベッドに横たわり愛情溢れる眼差しでハルの健やかな成長を喜び包み込むように見つめるシーンや、母娘で手をつないで海岸沿いを散歩するシーン。どの写真にもハルのとびきりの笑顔があり、すくすくと愛情いっぱいに育っていることが伝わる。また、若い見た目とは裏腹に、とても穏やかで落ち着いた雰囲気のリナからは89年の人生経験の豊かさが感じられ、芳根の”演じ分け”に期待が高まる。
撮影以外の時間もなるべく一緒の時間を過ごし母娘としての関係を深めたという芳根と鈴木。オフの瞬間もすっかり母親の顔つきの芳根は、「のびのびとしているハルを見ていると、私もこれでいいんだと思えました。ハルがいてくれて母親になったリナを演じ切ることができました!」と役作りのヒントを与えてくれた存在であることを明かしている。
ハル役の鈴木は、綾瀬はるかと共演するユニクロのテレビCMでも「可愛すぎる天使!」と話題を集めている注目の子役。活躍の幅を広げる鈴木の自然体の演技に癒されること間違いなしだ。
人類にとって全てが初となる不老不死の世界を描く、驚嘆と不思議に彩られた壮大なるエンターテインメント作品は、ぜひ、映画館の大きなスクリーンで堪能したい。
文/タナカシノブ