ヘンリー王子、公然と英王室を非難!「王室が母にしたことのせいで…」
ヘンリー王子が、オプラ・ウィンフリーと共同で立ち上げたメンタルヘルスに関するドキュメンタリーで、21日にApple TV+でオンエアされる「The Me You Can't See」のプロモーションのため、俳優ダックス・シェパードとモニカ・パドマンがホストを務めるポッドキャスト、「Armchair Expert」に出演。母親の故ダイアナ妃を死に追いやった英王室への恨みを包み隠さず語った。
ヘンリー王子は、2016年、まだ交際していることは未発表の段階で、メーガン妃が初めてケンジントン宮殿に泊まったときに、スーパーでの買い物に苦労した話などを明らかにした。
「英王室を離脱するまでの自分は、まるで映画『トゥルーマン・ショー』(主役のジム・キャリー扮するトゥルーマンの24時間の日常が、そのままリアリティ番組『トゥルーマン・ショー』として世界220か国で放送され続けていた)か、動物園の動物みたいな見世物でした。アメリカに移住してからは、アーチーを自転車の後ろに乗せて走ったり、顔を上げて歩ける生活に自由を感じています」と語った。
また9年前、ラスべガスのホテルで、ヘンリー王子が裸で女性たちとパーティを楽しむ姿がネットで流出するなどの過去について問われると、「20代の前半は、王室が母にしたことのせいで、王室の仕事をしたくなかったんです。おそらく両親は、親(エリザベス女王とフィリップ王配)からの育てられ方や扱われ方で苦しんでいたけど、僕も同じように育てられたからずっとつらかった。メーガンに出会って、『怒っているように見える』と指摘されてセラピーに通い始めました。これは代々伝わる遺伝子レベルの苦悩で、両親が苦しめられた英王室の苦悩の連鎖を、僕がここで断ち切らなければ、子どもたちにも同じことをしてしまうと思いました。メーガンは、『プリンセスじゃなくたって、自分の手でもっと素晴らしい人生を作り上げることができる』と言ってくれました」と語り、公然と英王室の在り方を非難した。
また特権はあっても孤独だった英王室時代と比べて、「今は自由がある」と語ったことについて、英王室の伝記作家、アンジェラ・ レヴィンが即座に公式Twitterで、「また被害者面ですね。新しい一歩を踏み出したことで、これまでの特権がなくなったみたいに言っていますが、16室のベッドルームがある家に住むことは特権じゃないんでしょうか?」とツイート。またロイヤルエディターのロバート・ジョブソンは、「何回ヘンリー王子から、彼のメンタルヘルスに及ぼした育てられ方の話を聞けば済むんでしょう。チャールズ皇太子は彼なりに、2人の息子に対して最善を尽くしたはずです。ロサンゼルスから、父親への不満を言い続けるのはフェアじゃないし健全じゃない」とツイート。
一般人からも、ネットやTwitterに、「セラピーで洗脳されてしまったのでは」「これはチャールズ皇太子を非難しているようで、エリザベス女王夫妻を公然と非難しています」「特権を思いきり利用しているから、ビジネスが展開できていることに気が付かないんでしょうか」「英王室とはそういうもの。嫌なら離脱は自由ですが、悪口を言いたい放題、ただのいいとこどりのわがままおぼっちゃまのようですね」「思った通り、ヘンリー王子は、母親を死に追いやったと考えている父と祖父母が許せないんでしょう」といった声が寄せられている。
文/JUNKO