アンジェリーナ・ジョリー、多数のミツバチにたかられる驚異の動画を披露
3月に、ゲランとユネスコが取り組む女性養蜂家の育成、支援を行う「Women for Bees」のゴッドマザーに就任したことが明らかになったアンジェリーナ・ジョリーが、度肝を抜く方法で、5月20日の「世界ミツバチの日」のプロモーションを行った。
世界ミツバチの日は、ミツバチなどの花粉媒介者の重要性や、花粉媒介者が直面している課題、そして持続可能な発展への貢献への意識を高めるため、2017年に国連によって定められた日。「Women for Bees」は、フランスの養蜂観測所の協力のもとで、ユネスコの生物圏保護区で、女性たちの自立と地域社会の向上のため世界中から集めた女性養蜂家の育成を支援するものだ。
ナショナルジオグラフィックとタッグを組んで行ったプロモーションで、アンジェリーナはミツバチたちと見事に共存。アップにしたヘアスタイルにオフショルダーのワンピースという装いのアンジェリーナのあごや頬、鎖骨などの素肌やドレスの上から、ミツバチが群がっている動画が「Access Hollywood」などでお披露目されているが、ミツバチが目の前を通った際に瞬きする以外、アンジェリーナはビデオレンズをしっかりと見据えている。
ナショナルジオグラフィックのサイトによれば、「安全性が一番の懸案事項だった。アンジェリーナ以外のスタッフは防護服を着て撮影に臨んだ。ミツバチを落ち着かせるために静かな暗がりで撮影し、アンジェリーナはミツバチの群れにも微動だにせず静かにたたずみ、刺されることなく18分間の撮影に成功した」という。
アンジェリーナは撮影について、「シャンプーや香水などのにおいをつけてしまうと、ミツバチはあなたがなんなのか認識できないというアドバイスを受けて、3日間はシャワーを浴びなかったんです。それと、耳や鼻などミツバチが入れる穴をふさぐこともアドバイスされました」「一匹だけ、私のスカートの中に入って膝や脚のあたりを飛んでいるのを撮影中ずっと感じていました。『刺されたら最悪の場所』と思いながら。撮影が終わって体中のミツバチが取り除かれた後、スカートを持ち上げたらやっと逃げて行きました」「美しい生き物とつながれたことはとても素晴らしいことだけれど、ひたすらじっとしているのは簡単なことではなかったです」と語っている。
文/JUNKO