松山ケンイチ＆ムロツヨシ共演『川っぺりムコリッタ』に満島ひかり＆吉岡秀隆が合流！

『かもめ食堂』(05)『彼らが本気で編むときは、』(17)の荻上直子監督が松山ケンイチとムロツヨシの共演で、人と人のつながりにある幸せとユーモアを描く最新作『川っぺりムコリッタ』(21年公開)。このたび、同作の追加キャストとして、満島ひかりと吉岡秀隆の出演が発表された。

昨年9月～10月上旬に富山で撮影が行われた本作は、無一文のような状態で築50年のハイツムコリッタに引っ越してきた孤独な男・山田(松山)と、様々な事情を抱えた住人たちが繰り広げるヒューマンドラマ。「ひっそりと暮らしたい」と願う山田の思いと裏腹に、風呂を貸してほしいと部屋に上がり込んできた隣人の島田(ムロ)、夫を亡くした大家の南、息子と二人暮らしで墓石を売る溝口といった住人たちと関わっていくことに。

今回、発表されたのは南役の満島と、溝口役の吉岡の2人。松山&ムロと共に様々な映画やドラマで活躍する面々が、軽妙かつユーモア溢れる掛け合いを披露する。そこへ荻上監督の作品ではおなじみの「おいしい食」と共にある、ささやかな幸せの瞬間に包まれるユーモア溢れる物語となっている。

荻上監督は満島について「想像の先を行ってくれる、というか。人一倍純粋で、敏感で、だから、こちらも同じくらい真剣にウソなしで勝負しないと、ダメなのでした」と撮影を振り返りコメント。また吉岡については「(溝口は)孤独なシングルファーザーなのですが、吉岡さんご自身の根っからの人のよさ、のようなものが映像にあふれているように思います」と役柄に人となりが投影されていることを明かしている。

国内外で高評価を集める荻上監督と豪華キャストが織りなす『川っぺりムコリッタ』。疲れた心をほっこりと癒してくれるハートウォーミング・ムービーの公開が今から楽しみだ。

荻上監督とプロデューサーが満島＆吉岡の出演についてコメント