“作家”藤原竜也と “編集者”土屋太鳳がコンビを結成?『鳩の撃退法』劇中カット&主題歌予告が解禁
解禁済みの予告も話題の藤原竜也主演の映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)。現在、松竹系シネコンなど上映映画館で上映展開中の主題歌予告と、個性的で魅力あふれる登場人物たちの新たな場面写真が解禁となった。
原作は第157回直木賞受賞作「月の満ち欠け」などの佐藤正午の同名小説。数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高く、小説表現の臨界点を超えた、まさに先の読めないストーリー展開が魅力の一冊だ。映画化が発表されるやいなや、原作ファンや予告編を観た人「どうやって映画化するの?!」「予告編観たけどめちゃくちゃ気になる」と話題の本作で、藤原は天才作家の津田伸一を演じる。さらに、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華キャストが集結し、監督はTVドラマ「赤めだか」ほか映画、バラエティ、MVとジャンルを問わずマルチに活躍するタカハタ秀太が務める。
KIRINJIの堀込高樹がヒップホップシーンのカリスマ的ラッパー、Awichと共に作り上げた主題歌「爆ぜる心臓」が使用されている予告は、現実と虚構が交錯する世界観を反映させた歌詞と、ハードなロック調のサウンドが絶妙に融合した音楽が流れる。映像では “2月29日”、 “手渡される1冊の本”、“謎の札束”などが映し出され、何が起きているのか想像もつかない謎が深まる仕上がりとなっている。
あわせて解禁となった場面写真には、津田と担当編集者の鳥飼なほみ(土屋)の名コンビ誕生を予感させる一枚や、津田の行きつけのコーヒーショップ店員の沼本(西野)、その店で出会った幸地秀吉(風間)との場面カット、さらに裏社会を仕切る男、倉田健次郎(豊川)のミステリアスな雰囲気漂う一枚も。物語のカギを握る3つの謎 “一家失踪事件”、 “謎の偽札”、 “裏社会の男”と彼らの関係性とは?
小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語。この物語は小説(ウソ)か現実(ホント)か。主人公になった気分で、天才作家が仕掛ける謎が謎を呼ぶ物語の世界に浸ってみよう。
文/タナカシノブ