エマ・ワトソン、『ラ・ラ・ランド』の主役は「私のはずだった」発言で炎上!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
エマ・ワトソン、『ラ・ラ・ランド』の主役は「私のはずだった」発言で炎上!

映画ニュース

エマ・ワトソン、『ラ・ラ・ランド』の主役は「私のはずだった」発言で炎上!

俳優同士が役柄を取り合うことはお決まりのパターンで、特に売れっ子スターはスケジュールの都合で出演作の究極の選択を迫られるケースが多い。

エマ・ワトソンもそんな一人で、第89回アカデミー賞の作品賞は逃したものの、『ラ・ラ・ランド』(公開中)で主演女優賞を受賞したエマ・ストーンの役どころは、実はワトソンにオファーされたものだったのだとか。そんな噂の真相を明らかにすべくワトソンが口を開いたが、思わぬひんしゅくを買っている。

当初ニューヨーク・ポスト紙が、「ワトソンは同作のオファーを受けたが、ギャラや撮影場所などさまざまな高すぎる要求をしてきたため、結局ストーンが選ばれた」と報じたが、同作のデイミアン・チャゼル監督が、「約6年間という長い構想期間の中で、エマ・ワトソンと(『セッション』の)マイルズ・テイラーという組み合わせのキャスティングもあった」

「この映画を製作することすら難しいなかで、役者のスケジュールの問題もあり、最終的にエマ・ストーンとライアン・ゴズリングという素晴らしいキャスティングで製作が可能になり、素晴らしい作品が完成した」と、双方を立てる形で噂に応えていた。またストーンも、「できるか不安だったけど、デイミアン監督が直々に、かなり熱心に説得してくれて決心をした」と語っていた。

しかしワトソンは、「SiriusXM Town Hall」のインタビューで、「期待や話題性を高めるために、何も決まっていないプロジェクトの初期の段階から、同意なしに発表されてしまったりするから、とてもフラストレーションがたまるわ」

「ずっと前から『美女と野獣』のキャスティングが決まっていて、乗馬も踊りもレッスンした後、今度は歌のレッスンに3か月取り組む必要があったの。ロンドンに居なくてはならなかったし、『ラ・ラ・ランド』という作品の問題ではなくて、スケジュール的にも物理的にもすぐに飛び込める種類の映画ではなかったということなの」と、真相を語った。

しかしこれについてネットユーザーたちからは、「せっかくチャゼル監督が、製作までの期間の間で、ワトソンも候補の1人だったことを認めつつも、スケジュール上の都合もあったという言い方をしているのに、『本当は私だった』って感じを強調している」「断った感を出して、嫌な感じ」

「俳優も本当にその役をやりたくて、監督も『彼女しかいない!』と思ったら、クエンティン・タランティーノ監督が出産したユマ・サーマンの復帰を待っていたように、チャゼル監督も待つはず」「たまたま最初のオファーだったのかもしれないけど、あなたには、ストーンのような歌唱力も演技力もない」

「フェミニズムを訴えることに忙しくて、役作りの時間は足りないわね」「最も顔の無表情な女優の1人なのに、ストーンの役を演じられるわけがない」「同じエマでも、ストーンで良かった」「ワトソンならオスカーに絡んでなかったかも」といった辛辣な意見が飛び交っている。【NY在住/JUNKO】

作品情報へ