神木隆之介、宗次郎の再登場に「幸せ」と感激!佐藤健は神木の“声の力”に惚れ惚れ

イベント

神木隆之介、宗次郎の再登場に「幸せ」と感激!佐藤健は神木の“声の力”に惚れ惚れ

るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning 』(公開中)の大ヒット舞台挨拶が6月12日に丸の内ピカデリーでで開催され、佐藤健と神木隆之介が登壇。神木が「本当に健さん、10年、お疲れ様でした」と佐藤に花束をプレゼントし、佐藤は「粋なことをしますね、神木さん」とにっこり。『The Final』で剣心&宗次郎として再共演がかない、佐藤が「改めて、声がすばらしいと思った」と神木の“声”に惚れ惚れとした想いを語った。

【写真を見る】神木隆之介「10年、お疲れ様でした!」と佐藤健に花束をプレゼント!
【写真を見る】神木隆之介「10年、お疲れ様でした!」と佐藤健に花束をプレゼント!

和月伸宏の漫画を実写映画化し、激動の幕末で“人斬り抜刀斎”として恐れられながら、新時代において、斬れない刀“逆刃刀”を手に大切な人々を守ろうとする男、緋村剣心(佐藤)の戦いを描く本シリーズ。剣心と十字傷の謎を知る男・雪代縁(新田真剣佑)の壮絶な死闘をつづる『The Final』に、神木演じる瀬田宗次郎がサプライズ登場したことも、大きな話題となっている。大友啓史監督はこの日、リモートで参加した。

笑顔を弾けさせた
笑顔を弾けさせた

『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(ともに14)に出演した当時を振り返り、神木は「実写化されると知らないころから、事務所に瀬田宗次郎の表紙の漫画を持って行って『似てません?』と言っていた。そうしたら『いま、健で撮ってるよ』と聞いた」と口火を切り、それから「勝手に(宗次郎の技である)“縮地”を練習していた」と出演が決まる前から役作りをしていたと告白。「それくらい一目惚れしていた」と宗次郎への愛を爆発させ、「まさか、出させてもらえるとは」と役を手にした瞬間を述懐していた。


それだけに『The Final』での再登場も、神木は「幸せでしたね」と感激しきり。「宗次郎が好きすぎて、常に『刀をもう触ることはないのか』と思いながら生きていた。スクランブル交差点を歩きながら、これは一対多数(のような状況)か。違う、違う。また宗次郎をやらせていただける機会がないかなと思っていた」と思い入れを語ると、佐藤は「宗次郎の撮影日数は3日。3日とは思えない貢献を、この映画にしてくれた。本当に感謝です」と神木の熱演にお礼を述べた。

佐藤健、観客にも感謝!
佐藤健、観客にも感謝!

とりわけ佐藤は、神木の“声の力”を実感したという。「神木が出るのを知って観ているけれど、宗次郎がしゃべった瞬間、空気が変わる。そこですばらしいなと思った」と語る。絶賛の言葉を受け取った神木は「健くんの剣心を見ると、すごく気合いが入る。『付いていこう。頑張って、健くんに認めてもらえるような宗次郎を演じなきゃいけないな』と思った。でもプレッシャーではなく、楽しみながらやらせていただきました」とお互いに刺激されたことを明かしていた。

取材・文/成田おり枝

関連作品