西川貴教“50歳”「この身体を維持して」ハリウッド映画『モータルコンバット』続編出演に意欲!
映画『モータルコンバット』(6月18日公開)の公開直前イベントが6月14日にスペースFS汐留で開催され、西川貴教とハリウッドザコシショウが登壇。“美ボディ日本一”を誇る西川が「この身体を維持して。ぜひ次回作に出演者として出られるように、頑張って身体づくりしていきたい」とハリウッド進出に意欲満面。「次は作品のなかでお会いしましょう!」と声を大にして、会場から大きな拍手を浴びた。
1992年に発売されるや世界的な人気を獲得するも、そのあまりにもハードな描写から日本では発売を禁じられた伝説の格闘ゲームシリーズを、ハリウッドで実写映画化した本作。地球上の選ばれし戦士たちと魔界最強の刺客たちが禁断の死闘を繰り広げる映画にちなみ、戦いを勝ち抜いてきたチャンピオンとして、「BEST BODY JAPAN 2020 日本大会」モデルジャパン部門でゴールドクラス優勝を果たした“美ボディ日本一”の西川と、「R-1 ぐらんぷり 2016」優勝者であるハリウッドザコシショウが、この日のゲストに抜てきされた。
本作の世界観に合わせた衣装で登場した西川。「僕的にはバチバチの減量期ではないので、ぬるい身体の状態なんですけど。すみません」と謙遜しつつ、上着をバッと開いてムキムキに鍛え上げられた肉体を披露。「日本代表です!」と堂々と語り、会場を盛り上げた。一方のハリウッドザコシショウは、黒のテンガロンハットに黒のパンツといういつも通りの出立ち。「貧富の差がすごく出ている」と嘆きながらも、かねてよりゲーム版のファンとのことで、「ハリウッドで映画になって、これまでわからなかったストーリーがわかってすごく良かった。めちゃくちゃおもしろかった!」と熱く“モータルコンバット愛”を語っていた。
スコーピオン役として真田広之、ライデン役として浅野忠信が参戦していることも話題の本作。西川は「60歳とは思えない、切れ味のアクション。『里見八犬伝』などで若い真田さんから拝見させていただいていた。いまも現役でバチバチのアクションをされている。励みになる。筋肉を培っていくと、ここまで若々しく、すばらしい身体でいられるんだと感じた」と真田をリスペクト。ハリウッドザコシショウも「ライデンもスコーピオンも、主要人物。それをあのお2人がやっていることは、日本人として誇らしい!」と惚れ惚れとしていた。
60歳の真田から刺激を受けたという西川は、現在50歳。ボディ大会に挑むことには、「いままでとは違った体験。最初は周りからも反対されたり、不安視されたこともあった」そうだが、「でもやってみなければ、何事もわからない。挑戦することが大事。いくつになっても遅すぎることはない」と力強く語っていた。
取材・文/成田おり枝