花江夏樹、江口拓也との『鬼滅の刃』鑑賞はハラハラ!「遊郭編」は「煉獄さんから受け継いだものを出しきる」

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花江夏樹、江口拓也との『鬼滅の刃』鑑賞はハラハラ!「遊郭編」は「煉獄さんから受け継いだものを出しきる」

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のブルーレイ&DVD発売を記念したスペシャルトークin Tokyoが7月3日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、主人公の竈門炭治郎役を演じる花江夏樹が登壇。公開後には、声優の江口拓也と一緒に劇場に足を運んだという花江が「江口さんがバレるんじゃないかとハラハラした」と明かして、会場を盛り上げた。

【写真を見る】炭治郎、善逸、禰豆子、伊之助も駆けつけた!
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吾峠呼世晴の人気漫画を原作としたテレビアニメ「鬼滅の刃」の劇場版となる本作。主人公の少年、炭治郎が、鬼に変貌した妹の禰豆子を人間に戻すため“鬼殺隊”に入り、鬼狩りの道を歩んでいく姿を描く物語で、劇場版ではテレビアニメの最終話からつながるストーリーが展開する。国内累計興行収入は401億円を突破。65の国と地域で公開となっている海外の興行収入も134億円を超えるなど、記録を更新し続けている。この日の司会は本作のプロデューサーを務める、アニプレックスの高橋祐馬が担当した。

司会が「20回以上、観た人」と呼びかけると多くの人が手をあげるなど、熱いリピーターが続出した本作。花江も「5回観ている」そうで、「最初は関係者試写。僕を含め3人くらいしかいない空間で観て、その時は衝撃ばかりで。映像もその時に初めて観たので、泣くところではないのに泣いてしまうシーンが多かった。煉獄さんが不知火の技を出した時に、涙がドバドバーっと出てきた。終わった後は、うまく立てなかった」と振り返る。


炭治郎とハイタッチ!
炭治郎とハイタッチ!

公開後に劇場に足を運んだ際には、「いろいろなところから、『煉獄さんが』とか『炭治郎が』と話しているのが聞こえてきて。みんなが共通の話題で盛り上がってくれて、うれしいなという気持ちでした」と周囲の反応を耳にして感激したという。また「本作にも結核の少年役で出演されている江口拓也さんと、一緒に観に行ったことがあって。その時に江口さんは、緑色の髪をしていたのかな。結構、目立っていたんですよ。江口さん、180センチ以上あって、体感、3メートルくらいなんですけど(笑)。それが、気が気じゃなくて。江口さんがバレるんじゃないかというハラハラで、3回目の上映はあまり、身が入らなかった」と告白し、会場の笑いを誘っていた。

2021年に新作テレビシリーズとなる「遊郭編」が放送されることも決定している。花江は「炭治郎たちが煉獄さんから受け取ったものは必ず受け継いで、『遊郭編』で」と切りだし、「『遊郭編』かぁ…。『遊郭編』も大変なんですけれど」と苦笑い。「煉獄さんから受け継いだものを必ず出しきって、頑張っていきたい。引き続き応援していただけたら」と力強く宣言し、会場から大きな拍手を浴びていた。

取材・文/成田 おり枝

※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記
※煉獄杏寿郎の「煉」の漢字は「火+東」が正式表記

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