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「ドラゴン桜」で注目の新星、鈴鹿央士「出会った作品に運命を感じた」『星空のむこうの国』で光る個性

インタビュー

「ドラゴン桜」で注目の新星、鈴鹿央士「出会った作品に運命を感じた」『星空のむこうの国』で光る個性

「一人の人間として、いい歳の取り方をしたいです」

出会う作品に運命を感じる鈴鹿央士
出会う作品に運命を感じる鈴鹿央士撮影/興梠真穂

また、奇跡も信じるほうだという鈴鹿。
「そんなふうに、なんとかなると思って生きていきたので、そこも含めて奇跡って起こるんだなと思いました。芸能界に入ったきっかけも、初めて出た映画が『蜜蜂と遠雷』だったことも奇跡といえば奇跡ですし、そのなかで人との出会いは本当に大きかったです。

『星空のむこうの国』は7月16日(金)より公開中
『星空のむこうの国』は7月16日(金)より公開中[c]2021「星空のむこうの国」製作委員会


デビューして2年が過ぎたが、俳優の仕事については「ずっと楽しいと思えていますが、少しずついろんなものを経験すると、いろんな感情が湧き上がります。だから、もっと頑張りたいとか、もっと感情を出せるようになりたい、もっと届けたいという想いは、年々大きくなってきました」と述懐。

【写真を見る】大人の一面と純粋な笑顔…多様な表情を見せてくれた鈴鹿央士をたっぷり撮りおろし
【写真を見る】大人の一面と純粋な笑顔…多様な表情を見せてくれた鈴鹿央士をたっぷり撮りおろし撮影/興梠真穂

目指すべき俳優像について聞くと「まずは一人の人間、鈴鹿央士としていい歳の取り方をしたいです。僕がお世話になった先輩たちは、本当にすてきな大人たちばかりだったので、自分もそういう人間になりたいです。そうすれば、俳優としても魅力のある人間になれるんじゃないかと思うので」と言ったあとで「ビジュアル面だとトニー・レオンがいいです。あのシブカッコイイ雰囲気が最高なので。そこはまだまだなので、これからも頑張りたいと思います」とおちゃめな笑顔で締めくくってくれた。

まだまだ伸びしろを感じさせる21歳。彼のみずみずしい個性があますことなく映しだされた『星空のむこうの国』をぜひ大スクリーンで堪能して。

取材・文/山崎伸子

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