ついに日本に上陸する「ザ・マスクド・シンガー」ってなに?世界が熱狂する音楽×クイズ番組の魅力に迫る!

コラム

ついに日本に上陸する「ザ・マスクド・シンガー」ってなに?世界が熱狂する音楽×クイズ番組の魅力に迫る!

アメリカ発「The Bachelor」の日本版として2017年よりスタートした「バチェラー・ジャパン」や、ゆりやんレトリィバァといった日本人パフォーマーも活躍し、話題を集めた「アメリカズ・ゴット・タレント」、韓国の大手事務所JYPエンターテインメントと日本のソニーミュージックの共同プロジェクトである「Nizi Project」など、昨今、海外発のリアリティ番組やオーディション番組への注目が高まっている。

MCを務める大泉洋とマスクの中身当てに挑む多彩なパネリストたち
MCを務める大泉洋とマスクの中身当てに挑む多彩なパネリストたち[c]2021 Amazon Content Services LLC

そんななか、全世界が熱狂している、まったく新しい音楽バラエティ番組「The Masked Singer」がついに日本初上陸!日本版のAmazon Original番組「ザ・マスクド・シンガー」(全9回)として、2021年9月3日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信される。これまでの日本にはなかったスケール感あふれる「ザ・マスクド・シンガー」には、それを裏づけるような驚くべき“数字エピソード”が数多く存在する。今回はそれらの“数字”を軸に、本作の見どころを追っていく。


海外発の番組がなぜ日本でも注目されるのか?当事者感覚が味わえるのが魅力

正体を隠したパフォーマーたちが圧巻のパフォーマンスを披露する
正体を隠したパフォーマーたちが圧巻のパフォーマンスを披露する[c]2021 Amazon Content Services LLC

まずは、海外発のリアリティ、オーディション番組が評価されている理由を紐解いてみよう。前述の「アメリカズ・ゴット・タレント」は、イギリスの「ブリテンズ・ゴット・タレント」から派生した番組で、老若男女を問わず世界から集まった多種多様なジャンルのパフォーマーが公開オーディションに挑み、賞金100万ドルをかけて競い合うリアリティ番組。本家では携帯電話のセールスマンだったポール・ポッツが見出され、世界的オペラ歌手として活躍するきっかけとなったことでも知られている。アマチュアや、世間によく知られていないパフォーマーなど、“まだ見ぬ才能”が視聴者の投票によって発掘されるシンデレラ番組であることが多くの人の感動を呼び、同じフォーマットを使った番組が世界各国で制作されている。

社会現象を巻き起こした「Nizi Project」でデビューを果たしたNiziU
社会現象を巻き起こした「Nizi Project」でデビューを果たしたNiziU画像はNiziU(@niziu_info_official)公式Instagramのスクリーンショット

また、新しいガールズグループの結成を目的としたオーディション番組「Nizi Project」は、視聴者が一緒に才能を育てていく追体験ができることが高く評価され、社会現象になるほどの大反響となった。どちらの番組にも共通するのは、サバイバル形式でパフォーマンス力を磨き、頂点をつかむために、前向きにがんばる参加者たちのひたむきな姿に視聴者が胸を打たれ、いつしか本気で応援せずにはいられなくなってしまう点。参加者から元気をもらい、番組終了後もファンとして応援している人も多い。

エンタメ大国で進化した音楽番組の新フォーマット!“世界50か国”が熱狂

肉体もたくましいこのパフォーマーの正体は…?
肉体もたくましいこのパフォーマーの正体は…?[c]2021 Amazon Content Services LLC

マスクをかぶったパフォーマーたちの圧倒的なパフォーマンスと歌声、そしてヒントをもとに、マスクの中の有名人は誰なのかを推理する、新発想のエンターテインメント番組「The Masked Singer」も、こうした大ヒットサバイバル番組の流れをしっかり汲んでいる。

番組の原型は、韓国で2015年から放送されている「ミステリー音楽ショー:覆面歌王」だ。同作が、2019年にアメリカで「The Masked Singer」としてリメイクされたことで、番組は大幅に進化。テレビ番組の音楽部門で視聴率第1位にも輝き、エミー賞やグラミー賞受賞の歌手が多数出演する良質な番組フォーマットの地位を確立した。人種や肌の色、文化の違いを超え、歌唱、ダンス、演出など実力だけで勝負するというストレートな構成の魅力は、海外でも大きな反響を呼び、現在では世界50か国でリメイクされている。

米国版に出演したクラシック歌手のジャッキー・エヴァンコは、番組をきっかけに再ブレイク
米国版に出演したクラシック歌手のジャッキー・エヴァンコは、番組をきっかけに再ブレイク写真:EVERETT/アフロ

そんな「覆面歌王」には、「Dynamite」が世界的な大ヒットとなったBTSのジョングクが、欧米への進出前夜ともいえる2016年8月に出演。「歌が大好きで地道に努力してきた。感動は歌声だけでも呼び起こせる」と、マスクをかぶったまま、現在のBTSのイメージとは異なるバラードナンバーと、女性歌手とのデュエットを披露し、審査員や視聴者を感動させた。また米国版では、クラシック歌手のジャッキー・エヴァンコがポップな曲を歌い、軽快なダンスを披露。番組を契機にその実力の高さがいま一度評価され、再ブレイクを果たすなど、単なる人気番組というだけではなく、社会的なインパクトを残してきた。

■予告編


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