ライアン・レイノルズらが『フリー・ガイ』ワールドプレミアに集結！全米批評家のレビューは？

「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズがゲームの世界に生きる“モブキャラ”を演じる『フリー・ガイ』(8月13日公開)のワールドプレミアが現地時間3日、ニューヨークのAMCリンカーンスクエアシネマにて開催。レイノルズをはじめ、ジョー・キーリーやリル・レル・ハウリー、ショーン・レヴィ監督らキャスト・スタッフ陣が集結した。

本作の主人公はオンライン・アクションゲーム「フリー・シティ」内でモブキャラとして平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ。ある日彼はモロトフ・ガールというキャラクターとの運命的な出会いをきっかけに、新しい自分に生まれ変わろうと自分勝手に行動を開始。あり得ないほどいい人すぎるヒーローとして立ち上がったガイの活躍はゲームの世界を飛び越え現実世界でも話題に。しかしゲーム会社のワンマン社長やプログラマーらがガイの行動を止めようとして、さらなる混乱が巻き起こることに…。

公開を待ちわびたファンが大勢詰めかけた会場に敷かれたレッドカーペットに、妻のブレイク・ライブリーを連れて登場したレイノルズ。リラックスした表情で写真撮影に応じるなどファンサービスに励むレイノルズにファンたちも大熱狂。そして「いつの時代よりもいまの時代にとってタイムリーな作品。僕が子どもの頃に見ていたようなオリジナルなアイディアのみに基づいた作品に参加できてとても興奮しています」と、本作の魅力について語った。

また、プログラマーのキーズ役を演じたキーリーは「これまでに数回の公開のチャンスを経て、正直ホッとしている。誇りに思える作品です」と、待望の公開を迎えたことへの喜びを語り、キーリーも出演した「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や世界中でヒットを記録した「ナイト・ミュージアム」シリーズなどを手掛けたレヴィ監督は「本作はいまこそ必要とされている気がします。とにかく楽しんで、前向きな姿勢と希望が持つ可能性というテーマを噛み締めてほしい」とメッセージを贈った。

日本と同日に公開されるアメリカでは、すでに一足先に作品を鑑賞した批評家たちのレビューが解禁され、斬新で大胆な世界観やレイノルズの演技を讃える高評価が数多く寄せられている。アメリカの批評集積サイト「ロッテン・トマト」ではレビュー解禁日となった5日だけで50を超える評が寄せられており、そのうち86％が好意的な評価。度重なる公開延期を経てついにお目見えする本作。来週末に迫った日本公開が楽しみだ！