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久保田利伸、トータス松本らも熱狂!『サマー・オブ・ソウル』に称賛のコメントが続々

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久保田利伸、トータス松本らも熱狂!『サマー・オブ・ソウル』に称賛のコメントが続々

<著名人コメント>

●久保田利伸(ミュージシャン)

「コンクリートジャングルのど真ん中で爆発したThe Soul Power。情熱、自由、愛、希望、幸福、勇気、怒り、悲しみ、祈り、尊厳、GROOVE、叫びのすべてがそこに。ありがとう、クエストラブ。Beautiful Job!」

●トータス松本(ウルフルズ)

「思わず見入ってしまう熱唱と演奏。出演者たちの佇まいが兎にも角にもカッコよすぎて泣けてくる。音楽の底力を感じますね~。まったく叶わない夢のまた夢ですが、その場にいたかった!」

●村上てつや(ゴスペラーズ)

「いろんな意味で衝撃的な作品です。手作り感満載の素朴なステージ上で繰り広げられる圧巻のステージの数々。ほんと、ソウルって素晴らしい!この映像をまとめあげたクエストラブの執念にも脱帽。コッテコテのソウルパワー、たっぷりいただきました」

●DJ JIN(RHYMESTER)

「これぞ魂の放射。ライヴゆえ、なおのこと。ソウルやファンクが社会性も帯びてさらに花開く直前=1969年のリアルな記録!」

●高橋一(思い出野郎Aチーム)

「埋もれていた物凄い名演の数々に当事者の証言がテンポ良くオーバーラップし、シームレスに過去といまが繋がる様は、まるでMPCを使って古いレコードから最新のビートを作りだしているかのようでした。名だたるミュージシャンたちやインタビューを受けた市井の人々の訴えかけるメッセージが時空を超えてダイレクトに突き刺さり、見終わった後感動とともに、この映画はまぎれもなく現在我々が抱え続けている問題と、それでもタフに鳴り続ける音楽の可能性を映しだしているのだと思いました」

●近田春夫(ミュージシャン)

「観るのにエネルギーのいる映画なのはたしかだが、それだけの価値のある記録なのは間違いな。’69年夏のニューヨークでこんな大がかりな催し物が繰り広げられていたとは!なによりの衝撃はそのことなのである」

●南佳孝(ミュージシャン)

「この映画は黒人たちが創り上げてきた音楽文化を
ニューヨークはハーレムで行われた
夏フェスと言えるかも知れない
ウッドストックと全く同じ時期にこんなお祭りがあったなんて
みんな若いし熱気にあふれている
青春だったあの年の夏のことを思いだしてしまった」

●伊東妙子(T字路s)

「怒りと悲しみの嵐をくぐって、歌い踊る、生きる。ぎらぎらした命のエネルギーがたぎり、うねり、画面から飛びだして私の胸を叩く、衝撃体験。このフィルムが発掘され世に放たれたこと。音楽を愛する者としてよりも、今日を生きる、ひとりの人間として、心から感謝します」

●町山智浩(映画評論家)

「ブルース、ゴスペル、R&B、ソウル、ファンク……ブラック・パワーの最高潮で開かれた幻の祭典が50年ぶりに発掘&レストア!スティーヴィー・ワンダーのドラムソロ、ニーナ・シモンの過激なアジ、どれも超レアな特出し映像!なかでも最高なのはスライ&ザ・ファミリー・ストーンの女性トランペッター!鳥肌立つほどカッコいい!」

●湯川れい子(音楽評論家・作詞家)

「同じ'69。N.Yでこんな“黒いウッドストック”が30万人も集めて行われていたのに、放映も報道もされなかったのは、なぜか???スライが、当時危険視されていたニーナ・シモンが見られる!と言うだけでもスゴい!!」

●湯山玲子(著述家、プロデューサー)

「マへリア・ジャクソンのソウル魂、5thディメンションのポップ&洗練の極み、そしてなによりも、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの在り方とサウンドのクリエイティブなこと!!現在のポップミュージックのDNAのひとつ、ブラックミュージックの豊穣さにシビれきった。この名作がなぜいまになっての、初めての公開になるのか?という社会的な意味も考えつつ」

●ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

「アフリカン・アメリカン文化が多様化して行く決定的瞬間をとらえた素晴らしい記録です。コンサート映画としても最高ですし、編集のテンポ、ニュース素材の使い方、50年前のイヴェントに子どもとして参加した人たちの思い出など、すべてが見事」

文/久保田 和馬

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