“美しきクズ”っぷりをアナタは許せる?藤原竜也の新キャラがハマりすぎ!
驚異的な演技力でこれまで多くのクセ者を演じてきた俳優・藤原竜也。最新主演作『22年目の告白―私が殺人犯です―』(6月10日公開)で見せる“美しすぎるクズ”が、新たなハマリ役になる予感!
今作で藤原は、過去に5人を惨殺しながら時効を迎え、無罪放免となる殺人犯・曾根崎雅人を演じている。この曾根崎、時効を迎えるや、マスコミの前に堂々とその姿を表し、殺人の「告白本」を出版してしまうとんでもない男!
遺族の前でわざと恭しく土下座してみせたり、元担当刑事の牧村航(伊藤英明)に「あんたがどんくさいから5人も死んだんだよ…」と直接耳打ちするなど、とにかく人の神経を逆なでするような、血も涙もない行動を重ねていくのだ。
それに加えて、曾根崎の異様さをより際立たせるのが、彼の端正なビジュアル。アシンメトリーの髪型と細身のスーツというスター気取りの派手な出で立ちで記者会見に現れ、笑顔で告白本にサインするなど、殺人犯ながら妖しい魅力で国民を虜に…。
藤原はこれまで、『カイジ』シリーズでの借金まみれのギャンブル狂いや、『デスノート』シリーズの自分の手を汚すことなく人を抹殺する知能犯、『MONSTERZ モンスターズ』(14)の人を操る超能力を持つサイコパスと、強烈なインパクトを残す悪名高いクズ役を数々演じてきたが、今作はそれらに匹敵、もしくは上回るほどのハマりっぷりだ。
藤原にしかできない“美しすぎるクズ”。あなたは虜になるか、それとも憎らしく思うのか。ぜひ劇場で確認してほしい!【トライワークス】
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