ハリー・スタイルズ、全米コンサートの観客に厳しいコロナ対策を提示
7月14日に、ハリー・スタイルズ(27)が自身のInstagramで、コロナ禍で延期させていた全米ツアー「Love on Tour 2021」が、9月4日のラスベガスを皮切りに、11月20日のロサンゼルス公演まで開催されることを明らかにしていたが、そのための指針が明らかになった。
こちらはHSHQ (Harry Styles Headquarters)の公式Instagramおよびイベントプロモーション会社「Live Nation」が明らかにしたもので、「『Love on Tour 2021』のチケット保有者には、皆さんの健康と安全のために、ワクチン接種証明書か、入場から48時間以内に受けたテストの陰性証明書の提示を求めます。またマスク着用も義務付けています。12歳以下の子どもは、48時間以内の陰性証明書の提示で入場可能です。すべてのスタッフに対してもマスク着用と共に、各公演ごとに観客と同じ条件が要求されます。これらは、スタッフや観客の健康と安全を保つための最善の方法であり、アメリカで開催されるコンサートでの新しい基準になってきています。どんな例外も認められません」と記している。
デルタ株の猛威によって再び感染者が激増しているアメリカだが、州によってポリシーがまちまちだ。ショーン・ペンは、現場のスタッフや俳優たちにワクチン接種の義務付けを要求するだけでなく、自身の映画を映画館で鑑賞する観客にもワクチン接種を要求。「ワクチンを接種していない人と接することは、顔に銃を突き付けられている状況と同じ」と発言し物議を醸したが、若者から絶大な人気を誇るハリー・スタイルズ側が打ち出したコンサートにおける今回の確固たるポリシーは、若者のワクチン接種に対する意識に一石を投じることになりそうだ。
文/JUNKO