池松壮亮&伊藤沙莉W主演!松居大悟監督がクリープハイプの新曲を受けてラブストーリーを描きだす
『#ハンド全力』(20)、『くれなずめ』(21)などの松居大悟監督による新作映画『ちょっと思い出しただけ』が2022年春に公開されることが決定。あわせて、池松壮亮と伊藤沙莉をW主演に迎えるほか、主題歌はクリープハイプが担当することが発表された。
本作はクリープハイプの尾崎世界観がジム・ジャームッシュ監督の名作『ナイト・オン・ザ・プラネット』(92)からインスピレーションを得た新曲『Night on the Planet』を受けて、松居監督が書き上げた初の完全オリジナルラブストーリー。コロナ禍という特殊な時代性も踏まえながら、破局した照生と葉が最愛だった時間を遡っていく様子を描く。
主演を務めるのは、『君が君で君だ』(18)やクリープハイプの「憂、燦々」のMVなどで、これまでも松居監督の作品に出演してきた池松と、Netflixドラマ「全裸監督」などに出演し2021年エランドール賞新人賞、ブルーリボン賞助演女優賞なども受賞した伊藤。それぞれ怪我で夢を諦めたダンサー照生(池松)と、タクシードライバーの葉(伊藤)を演じる。
今回、解禁された場面写真では、照生と葉が笑顔で花火をする姿や、部屋でケーキを食べる様子などが映しだされている。本作について松居監督は「尾崎くんがきっとバンド人生を賭けて紡いだ曲を聴きながら、コロナ禍でうんうん悩んだ物語は、小さくて眩しいあの日を思いだす映画になりそうです」とコメント、池松は「いまと過去を同時にすくいとろうというこの作品の心意気にとても共感しました」、伊藤は「松居大悟×池松壮亮×クリープハイプという私にとってかなり熱いゴールデンタッグの作品に携われることが決まってからインまで、はやる気持ちでいっぱいでした」と作品への思いを語っている。
幸せだった日々は、別れてしまったふたりのいまにどのように関わって来るのだろうか?夜の孤独や無敵感、明けて再び世界が動きだす直前の澄んだ空気を表現した本作に期待が高まる。澄んだ空気