ジェイミー・リー・カーティス、ヴェネチアで生涯功労賞を受賞!『ハロウィン KILLS』プレミアが開催

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ジェイミー・リー・カーティス、ヴェネチアで生涯功労賞を受賞!『ハロウィン KILLS』プレミアが開催

鬼才ジョン・カーペンターが生みだし、その後のホラー映画界に絶大な影響を与えると同時に、映画史に残るホラーアイコン“ブギーマン”を世に放った『ハロウィン』(78)。それから40年後を描いた『ハロウィン』(18)の続編となる『ハロウィン KILLS』(10月29日公開)のワールド・プレミアが、現地時間9月8日に第78回ヴェネチア国際映画祭で開催。主演のジェイミー・リー・カーティスとデヴィッド・ゴードン・グリーン監督がレッドカーペットに登場し、“ブギーマン”も会場にその姿を現した。


レッドカーペットにはデヴィッド・ゴードン・グリーン監督とジェイミー・リー・カーティスが登場
レッドカーペットにはデヴィッド・ゴードン・グリーン監督とジェイミー・リー・カーティスが登場[c]UNIVERSAL STUDIOS

前作に引き続き、シリーズの生みの親であるカーペンターが製作総指揮と音楽を担当し、良質なホラー作品を次々と発表するブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムが製作を務める本作。前作でローリー・ストロードと“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズの40年に及ぶ因縁の戦いに決着がついたと思いきや、マイケルはローリーが仕掛けたバーニングトラップから生還。ハドンフィールドでさらなる凶行を重ねていく。次第に街では、ブギーマンに立ち向かう者や、恐怖に耐えかね暴徒と化す者が現れるようになる。

世界三大映画祭の一つとして数えられ、世界最古の歴史を持つ由緒ある映画祭として知られるヴェネチア国際映画祭。グリーン監督と共にレッドカーペットを盛り上げたカーティスは、地元イタリアの名優ロベルト・ベニーニと共に本映画祭の金獅子生涯功労賞を受賞。赤いヒョウ柄のドレス姿で授賞式に登場すると「この業界に長くいても、生涯功労賞を受賞するなんて不可能だと思っていたけれど、いま『ハロウィン KILLS』でそれを実現できたことは、私にとってすごく意味のあることです」と喜びをあらわに。

「世界中の観客に愛されるフランチャイズに発展したことは、私にとって贈り物」
「世界中の観客に愛されるフランチャイズに発展したことは、私にとって贈り物」[c]UNIVERSAL STUDIOS

さらに「『ハロウィン』、そしてローリー・ストロードによって私のキャリアはスタートし支えられてきました。これらの作品が世界中の観客に愛される新しいフランチャイズに発展したことは、私にとってすばらしい贈り物です。ローリーと、困難に直面しながらも屈服することを拒否する世界のすべての勇気あるヒロインたちを代表し、ヴェネチア国際映画祭でこの賞を受賞できたことをとてもうれしく、誇りに思います」とスピーチした。

『ハロウィン KILLS』は10月29日(金)に日本公開
『ハロウィン KILLS』は10月29日(金)に日本公開[c]UNIVERSAL STUDIOS

本編の上映後には、海外の批評家たちから高評価が捧げられた。「IGN」は「前作よりもはるかに怒りに満ち、ダークで、暴力に溢れている」と評し、「Variety」は「ジェイミー・リー・カーティスのかっこよさを全世界に知らしめた」と評するなど、さらに進化した恐怖と闘いが待ち受けていることを予感させるものばかり。ブギーマンの正体に迫り、新たな展開を迎える本作。日本上陸が待ちきれない!

文/久保田 和馬


マスクの奥に隠された、“進化した恐怖”の正体を暴け!『ハロウィン KILLS』特集
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