中山優馬5年ぶりの主演映画『189』の公開日が決定!予告編&ポスター、主題歌情報が一挙解禁
今年1月から放送された「連続ドラマW トッカイ〜不良債権特別回収部〜」での熱演も記憶に新しい中山優馬が、『ホーンテッド・キャンパス』(16)以来5年ぶりに映画主演を務める『189(イチハチキュウ)』の公開日が12月3日(金)に決定。このたび本作の予告映像とポスターが完成し、主題歌&挿入歌情報もあわせて解禁された。
本作は、「児童相談所虐待対応ダイヤル“189”」に助けを求める小さな命を救うために奔走する新人児童福祉司を描いたヒューマンドラマ。児童相談所の虐待対策班で働く坂本大河(中山)は、一時保護所にいた子どもが母親の元に返された翌日に亡くなったことを知らされショックを受ける。苦悩の末に辞職を決意した矢先、父親から虐待を受けて搬送された6歳の増田星羅(太田結乃)と出会う大河。父親は虐待を否定し、一時保護を告げると逆上。医師から虐待の可能性が高いと聞かされた大河は、弁護士の秋庭詩音(夏菜)とともに虐待の事実を立証しようと奔走するのだが…。
解禁された予告編は、近年増加する児童虐待から“いちはやく”子どもを助けることができるよう設けられたダイヤル“189”の解説から幕を開け、不条理な暴力にさらされる子どもたちの姿が映しだされていく。そして虐待を受けている少女と出会い、彼女の心の痛みを代弁するかのように怒りを爆発させる中山演じる大河の叫びと、強い決意を約束する台詞。中山を始めとしたキャスト陣の熱量がひしひしと感じ取れる映像に仕上がっている。
メガホンをとったのは『ゆずりは』(18)の加門幾生監督。共演には詩音役の夏菜を始め、前川泰之や灯敦生、滝川広志(コロッケ)、平泉成、吉沢悠といった実力派俳優に加え、連続テレビ小説「おかえりモネ」の第20週に出演する子役の太田結乃、ジャニーズJr.の寺西拓人が出演。そして主題歌はAqoursのメンバーとしても活動する降幡愛が歌う「東から西へ」に、挿入歌には灯が本作のために書き下ろした「指先のミライ」に決定し物語を彩る。
実在の事件から着想を得て、現実から目を背けずに映像化した本作。ダイヤル“189”を広めることで社会問題を解決する一途となればと願って集結したスタッフ、キャストの強い想いを、是非とも劇場で受け止めてほしい。
文/久保田 和馬