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常識破りなホラー『マリグナント』に声優・能登麻美子もウットリ…「この世界に身を置いてみたい」

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常識破りなホラー『マリグナント』に声優・能登麻美子もウットリ…「この世界に身を置いてみたい」

「死霊館」ユニバースや「ソウ」シリーズの生みの親として知られるジェームズ・ワン監督が、全世界興収11億ドルを超えるメガヒットを記録した『アクアマン』(18)以来3年ぶりにメガホンをとった『マリグナント 狂暴な悪夢』が11月12日(金)より公開。このたび本作から、声優の能登麻美子がナレーションを務める特別映像が解禁された。

ワン監督自ら書き下ろした完全オリジナルストーリーで展開する本作は、極めて刺激の強い殺傷出血描写などからR18+(18歳未満の鑑賞不可)指定を受けた新次元ホラー。ある日を境に目の前で恐ろしい殺人を目撃するという悪夢体験に苛まれるようになるマディソン。やがて彼女が夢のなかで見た殺人の数々は現実世界でも起き、そのたびマディソンは自身の秘められた過去に導かれていく。そしてついに殺人鬼の邪悪な手がマディソンの元へ届く時、悪夢の正体が明らかになる…。


このたび解禁された特別映像は、能登の柔らかく滑らかなウィスパーボイスによって、本作に向けられた海外メディアからの熱狂的なレビューが語られるという、異様な雰囲気をまとった15秒。これまで「地獄少女」への声の出演や、『事故物件 恐い間取り』(20)のナレーションなどホラー作品に多く参加してきた能登は「へばりつくような恐怖感といいますか、主人公のマディソンの目に吸い込まれていきそうで。視線の先のモノを見たいけれど、見たくないという感覚になりました」と本作で描かれる恐怖についてコメント。

さらに「一筋縄ではいかないホラー映画なんだろうなと思いましたし、恐怖と楽しさと高揚感を共存させている世界というのはこれまでなかったと思うので、この世界に身を置いてみたいです」と、あらゆるエッセンスが注ぎ込まれたジャンル・ブレンダーで常識破りな本作の異様な世界観に早くも魅了された様子。はたして“ホラー界の異才”の異名をとるワン監督は、今度はどんな恐怖を生みだしたのか…。その手腕に期待しながら公開を待ちたい。

文/久保田 和馬

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