『2012』でダコタ・ファニング級の大物美少女子役に視線集中!
『インデペンデンス・デイ』(96)のローランド・エメリッヒ監督のディザスター(災害)パニック・ムービー『2012』(11月21日公開)のジャパンプレミアが六本木ヒルズで開催。ジョン・キューザックやエメリッヒ監督らキャスト・スタッフらがレッドカーペットを歩いたが、いちばん大きな歓声を浴びたのは、子役の美少女、モーガン・リリーだった。
『2012』は、マヤ暦による世界終末の危機を迎える中で、家族の絆を深め合っていくという物語。モーガンちゃんは、ジョン・キューザック扮する父親の娘役で、母役のアマンダ・ピート、兄役のリアム・ジェームズらと共に来日したのだ。
フリルのワンピースにパールのネックレス、グラデーションがキュートなブーツで登場したモーガンちゃんは、沿道でも「かわいい〜〜!」と一番熱い視線を浴びていた。
舞台へ上がると、「ハロー! 楽しんでる? 映画を楽しんでもらえるとうれしいです!」と、臆することなくノリノリに挨拶。年上のリアム・ジェームズくんの方が固い感じだった。続いてマイクをもったジョン・キューザックも開口一番「リアムとモーガンの後は気が引けるなぁ(笑)」と苦笑い。「みんなと来られてうれしく思っています」と挨拶した。
この後ゲスト陣は、映画に合わせて記入した「(終末の日とされる)2012年12月21日を迎えた、大切な人へのメッセージ」を披露することに。この時もモーガンちゃんは、誰よりも元気いっぱいに読み上げた。「家族のみんなに送ります。私の家族ってすごいの! いつも私を応援してくれるから。今は楽しんで、これからしっかり返していきたいです。彼らなしでは生きていけないわ。感謝しています。ありがとう! こんなところかな(笑)」
うーん。この愛くるしさ、利発さ、生まれもってのスター性は、天才美少女子役のシャーリー・テンプルやダコタ・ファニング級かも。今後が楽しみなモーガンちゃんである。
映画は、エメリッヒ監督ならではの未曾有の映像体験ができる超大作となっているが、キューザックやモーガンちゃんたちが体現した家族愛のドラマにもぜひ注目したい!【Movie Walker/山崎伸子】