エリザベス女王、家族で集うクリスマスを心の支えに休養中

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エリザベス女王、家族で集うクリスマスを心の支えに休養中

検査入院のため病院で一夜を過ごし、王室の専属医から大好きな乗馬、飲酒、度重なる公務の制限を言いわたされるなど、健康状態が懸念されるエリザべス女王だが、今年は家族そろってクリスマスを祝いたいと切に望んでいるようだ。関係者が「今年はこれまでにないほど、より多くの愛する人々に囲まれたクリスマスを過ごすことが、女王にとってなにより大切なものになります」と「Mirror」に語っている。

COP26で女王からのビデオメッセージに見入るキャサリン妃夫妻、チャールズ皇太子夫妻
COP26で女王からのビデオメッセージに見入るキャサリン妃夫妻、チャールズ皇太子夫妻画像はDuke and Duchess of Cambridge(@dukeandduchessofcambridge)公式Instagramのスクリーンショット

「英王室の専門医から、11月1日から始まったCOP26の欠席、2週間の対面公務を中止するように助言されたことを受け、エリザベス女王は、残念ながらそれに従うことに決めました」。さらに「昨年はコロナ禍で、毎年女王がホストを務め、サンドリンガムの邸宅に集まり家族と共に過ごすクリスマスが実現できず、いまは亡きフィリップ王配と、2人でクリスマスを過ごすことを余儀なくされました。しっかりと休養を取り元気になって、今年のクリスマスこそは、より多くの家族と一緒に過ごせるよう、医師の指示に従うことにしたのです。女王にとって、家族で集うことが一番の元気の源になるでしょう」とのことだ。

ウィリアム王子一家はエリザベス女王とより緊密に連絡をとっているそう
ウィリアム王子一家はエリザベス女王とより緊密に連絡をとっているそう画像はDuke and Duchess of Cambridge(@dukeandduchessofcambridge)公式Instagramのスクリーンショット

入院後は、英王室のメンバーが交代で女王をサポート。ウィリアム王子一家は旅行に出かけていたが、「キャサリン妃は家族代表でエリザベス女王に花を贈り、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子はそれぞれお見舞いのカードを贈っています。ウィリアム王子一家は、これまで以上にエリザベス女王と緊密に連絡を取り合い、サポートしています」という。ほかの王室メンバーも一丸となって女王を支えているようだ。

エリザベス女王は、無理のない範囲で今後も邸宅内での公務は続けていき、「11月14日に行われるリメンバランス・サンデーのイベントには出席する意向」だという。


英国では、1918年の11月11日午前11時に第一次世界大戦が終結したのを受け、毎年11月11日には、全ての戦争で亡くなった兵士や市民の死を悼む日、“リメンバランス・デー”として、午前11時に2分間の黙祷が捧げられる。また11月の第2日曜日にはリメンバランス・サンデーとして、セネタフ(世界大戦戦没者記念碑)前で、王室メンバーや政府、軍の関係者らが出席する公式行事が行われる。

文/JUNKO

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