“音”だけで謎を解く!フランス発の新感覚スリラー『ブラックボックス:音声分析捜査』公開決定

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“音”だけで謎を解く!フランス発の新感覚スリラー『ブラックボックス:音声分析捜査』公開決定

フランスで大ヒットを記録したサスペンス・スリラー『ブラックボックス:音声分析捜査』が2022年1月21日(金)より公開されることが決定。あわせてメイン写真も解禁された。

同作は音を聞くだけで、故障ならどの箇所か、事故なら何と接触したか、事件なら犯人の人物像まで割り出す“音声分析官”という音のプロにスポットを当てた作品。ヨーロピアン航空の最新型機がアルプスで墜落し、乗客と乗務員316人全員の死亡が確認された。音声のプロであるマチューは調査をまとめるよう任命を受ける。しかし、フライトレコーダー=通称“ブラックボックス”と、被害者の一人が夫に残した事故直前の留守電と音が違うことが判明する。音声分析官が出した戦慄の真相とは…!?

マチューを演じるのは『イヴ・サンローラン』(14)でセザール賞を受賞した、フランスが誇る若手実力派俳優ピエール・ニネ。また、夫にも言えない秘密を抱えるマチューの妻ノエミは『夜明けの祈り』(16)のルー・ドゥ・ラージュ、冷静沈着なレニエ局長はフランス映画界の重鎮であるアンドレ・デュソリエが演じる。メガホンを取るのは『パーフェクトマン 完全犯罪』(15)のヤン・ゴズラン。

このたび公開されたメイン写真では、音声分析官を徹底的にリサーチして挑んだというニネが険しい表情で一点を見据える姿がとらえられ、同作の緊迫した空気が伝わってくる一場面となっている。美しさと繊細な表現力が光るニネが主人公をどのように演じているのかも見ものだ。


音声分析官が暴く航空機業界の知られざる闇に迫る同作。“音”に特化した新感覚のエンターテインメントに期待が高まる。

文/入江奈々

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