片岡愛之助、ヴェノムの強敵、カーネイジ役のコスプレに尾上松也も感激「獅童VS愛之助!」
大ヒットシリーズの続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(12月3日公開)の日本語吹替版特別試写会イベントが11月25日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。本作のアンバサダーを務める尾上松也がイベントMCを務め、日本語吹替版で主人公エディ役を務める声優の諏訪部順一、エディの元恋人アン役を務める中川翔子が登壇。ヴェノムの最悪最凶の敵、カーネイジ役の吹替声優を片岡愛之助が演じることが発表されると、本人が気合十分にコスプレをして登場し、会場を沸かせた。
カーネイジは、マーベルコミック上で、スパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを挑むレベルの強さを誇るヴィラン。紹介された愛之助は、まるで地球外生命体シンビオートに寄生されたかのように、顔半分を残し、全身をカーネイジ化した姿で登場。尾上は愛之助を見て「すごいなあ!」と驚いた。
松也は愛之助について「歌舞伎の先輩でもあるので、よりそわそわしてます。でも、予想してなかった。まさかこうなるとは」とうなる。
諏訪部も「前回、中村獅童さんがヴェノムの格好をしてましたが、今回も愛之助さん、見事ですね」と感嘆する。愛之助は「なんていうか、強くなった気分です。このまま六本木を歩きたいです」とご満悦だ。
中川から「それって硬いんですか?」とコスチュームについて問われると、愛之助は「意外と柔らかくて、自由がききます」と笑顔を見せた。
また、愛之助はカーネイジ役のオファーを受けたことについて「マーベル作品は大好きですから、すごくうれしかったです。それこそ(ヴェノム役の)獅童との対決になるかと」と言うと、松也も「獅童VS愛之助!すごいことになってる」と大興奮。さらに愛之助は「ぜひぜひカーネイジを歌舞伎でやってみたい。ちょっとおもしろそう。歌舞伎になりやすそうな題材」とノリノリに語った。
さらに松也も本作の日本語吹替版に声優として参加していることが明かされたが「ぜひ僕がどの役をやってるか、映画を観て確かめてほしいです。発見することでなにかがあるかもということで注目していただきたいです」とアピールした。
取材・文/山崎伸子