『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のワールドプレミアが開催!トム・ホランドらが喜びを爆発
トム・ホランド主演のマーベル・シネマティック・ユニバース版「スパイダーマン」の最新作となる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年1月7日公開)のワールドプレミアが現地時間13日にロサンゼルスのリージェンシー・ヴィレッジ・シアターにて開催。スパイダーマン/ピーター・パーカー役のホランドを筆頭に、ゼンデイヤやベネディクト・カンバーバッチ、ウィレム・デフォー、ジェイミー・フォックスらキャスト・スタッフ陣が一堂に会した。
会場には大勢のファンが詰めかけ熱気むんむん。そこへ姿を現したホランドは「ここに来てくれて、そして今夜この映画をお祝いしに駆けつけてくれて本当にありがとう」と満面の笑顔でファンに感謝。そして本作について「まさにスペクタクル!この作品は3つの世代にわたる映画で、大きなスクリーンで観るべきものです。是非愛する人たちや大切な友人たちと体験してほしい」と熱弁を振るい「すべてのファンに永遠に感謝しています!そしてスパイダーマンにも永遠に感謝しているよ!」と大興奮で呼びかけた。
一方、蜘蛛の糸をイメージしたドレスで登場したMJ役のゼンデイヤは「ここにいるなんて信じられない。撮影を始めたのが昨日のことのように感じています」と万感の思いを語り、「このすばらしい旅路を皆さんとシェアできることに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。そして本作のキーマンであるドクター・ストレンジ役のカンバーバッチもファンの熱狂ぶりを前に「こういう反応を見るために映画を作るんです。本作は映画館に人々を呼び戻そうとしている作品。まさに最上級の映画だと思っています」と自信をのぞかせていた。
そして14年ぶりにグリーン・ゴブリン役を演じたデフォーは「戻ってこられてうれしく思っています」と語ると、「一緒にやったファイティング・シーンはとても楽しかった。彼はとても才能がある」とホランドを絶賛。ほかにも会場には、『モービウス』(2022年公開)の主人公を演じるジャレッド・レトや、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)のシム・リウとベネディクト・ウォン、『エターナルズ』(公開中)のクメイル・ナンジアニといったマーベルヒーローたちが続々と登場。会場が一体となって最新作公開を祝福し、華々しいワールドプレミアの幕が下りた。
先日行われた前代未聞の予告上映イベントでホランド自ら「史上最高級のスーパーヒーロー映画」と自信たっぷりに語っていた本作。批評を集積するサイト「ロッテン・トマト」によれば、批評家の97%(12月16日現在)から好意的評価がつけられるなど、すでに絶賛を獲得しておりその出来栄えに期待はふくらむばかり。はたしてマルチバースの扉が開いた先に、ピーターにどんな運命が待ち受けているのか。日本公開が待ちきれない!
文/久保田 和馬