阿部サダヲ×岡田健史W主演『死刑にいたる病』で岩田剛典、中山美穂が白石和彌監督作に初出演!

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阿部サダヲ×岡田健史W主演『死刑にいたる病』で岩田剛典、中山美穂が白石和彌監督作に初出演!

阿部サダヲと岡田健史のW主演で櫛木理宇の小説を映画化する『死刑にいたる病』。このたび本作の公開が2022年5月に決定。あわせて岩田剛典、中山美穂の参加が発表された。

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凶悪事件とその真相を描いた『凶悪』(13)で賞レースを席巻し、恋愛ミステリーの『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、警察とやくざの攻防戦を描いた『孤狼の血』(18)でも高い評価を得た白石和彌が監督を務める本作。 2012年にデビューし「赤と白」で小説すばる新人賞を受賞した櫛木の最高傑作とも呼び声の高い小説を原作に、日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼である榛村(阿部)にまつわる物語を描く。

EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーで、初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)、『名も無き世界のエンドロール』(21)などに出演し、第40回日本アカデミー賞新人賞、第41回報知映画賞で新人賞を獲得するなど俳優としても活躍する岩田が演じるのは、事件を捜査する雅也(岡田)の前に現われる謎の男、金山一輝。また、1985年にデビューし歌手として人気を博し、『LOVE LETTER』(95)、『東京日和』(97)などに出演した中山美穂が、榛村の訴える冤罪の真相を調べる雅也の母親、筧井衿子を演じる。

あわせて、今回追加されたキャストを映した場面写真も公開。長髪で顔の半分を隠し、怪しい雰囲気を醸し出す金山と、義母の四十九日で暗い表情を浮かべた衿子が切り取られている。岩田は「金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました」とコメント。また、中山は「原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました」と原作について語っている。一方、白石監督は岩田に対し「難しい役割を魂込めて演じてくださいました。またガッツリやりましょうと固く握手したのが忘れられません」と、中山に対し「カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした」と、それぞれの演技を絶賛している。

はたして、岩田が演じる謎の男、金山は物語にどのように関わってくるのか?夫の顔色をいつも伺って主体性のない衿子を、中山はどのように演じているのか?白石監督手がけるサイコサスペンス『死刑にいたる病』に期待が高まる。

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