「ボス・ベイビー」最新作にLiLiCoも太鼓判!主人公兄弟の姿に重ねた、弟とのエピソードも明かす

インタビュー

「ボス・ベイビー」最新作にLiLiCoも太鼓判!主人公兄弟の姿に重ねた、弟とのエピソードも明かす

第90回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた『ボス・ベイビー』(18)の続編となる『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(公開中)。キュートな“おっさん赤ちゃん”の活躍を描く本作は、大人になり疎遠になってしまった兄弟の秘めたる想いや、勇気を持つことの尊さなど、子どもだけでなく、年齢を重ねた大人だからこそグッとくるような展開が満載だ。映画コメンテーターでタレントのLiLiCoも「本作は大人のための物語でもある」と話し、自身の両親や弟のことを思い出しながら共感したという。そんなLiLiCoが本作の胸アツポイントを教えてくれた。

【写真を見る】LiLiCoは『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』を観てなにを感じたのか?
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「友だちだからこそ、お父さんに対する本当の気持ちを打ち明けられる」

“見た目は赤ちゃんだが、中身はおっさん”のボス・ベイビーと、その兄ティムが巻き起こす奮闘劇を描いた『ボス・ベイビー』の25年後を舞台とした本作。彼らがいったいどのような大人になっているのか気になるところだが、ボス・ベイビー(声:ムロツヨシ)は見た目も中身も正真正銘のおっさんになり、世界中を飛び回るエリートビジネスマンとして大成功している。一方のティム(声:宮野真守)は、タビサ(声:芳根京子)とティナ(声:多部未華子)という娘を持ち、幸せな専業主夫に。それぞれの道を歩みながら、兄弟2人がすっかり疎遠になってしまっていることが明らかとなる。

そんなある日、次女のティナが実はベイビー社の諜報員“ボス・レディ”だったことが発覚。彼女はタビサが通う学校の校長が世界征服を企んでいるという情報をキャッチし、飲めば子どもに戻れる秘密アイテム“スーパーミルク”を使って、ボス・ベイビーとティムを潜入捜査に向かわせる。


ベイビー社からミッションを携えて“ボス・レディ”がやってくる!
ベイビー社からミッションを携えて“ボス・レディ”がやってくる![c] 2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved

ボス・ベイビーとティムの大人になった姿だけでなく、再び赤ちゃん&子どもになった姿を見られるのがうれしいポイント。スーパーミルクを飲んでぐんぐんと2人が小さくなっていく映像もにぎやかで見応えたっぷりだが、LiLiCoは「時間軸のアイデアがいい!」と秀逸な脚本に感心しきり。ボス・ベイビーとの再会には心が躍ったそうで「大人になったボス・ベイビーも最高。さらにボス・ベイビーが赤ちゃんに戻った時に放つ嫌味なひとりごとが最高におもしろい。『歯が恋しい』なんてセリフを言えるのは、ボス・ベイビーならでは!」と、“おっさん赤ちゃん”の本音とギャップを大いに楽しんだという。

ティムも子どもに戻り、タビサの同級生になって学校に潜入。“父と娘”の関係としては、最近タビサの親離れを実感して寂しさを味わっているティムに、“友人同士”としてタビサと会話できるチャンスがやってくる。ティムが子どもと同じ目線になって話すことで、娘の本当の気持ちや、知らなかった一面を知っていく過程には、LiLiCoも胸が熱くなったという。「親子だと年齢差もあるし、娘は素直にお父さんの好きなところを言えなかったりしますよね。少年になったティムと友だちになったタビサは、彼をお父さんだとは思っていない。友だちだからこそ、お父さんに対する本当の気持ちを打ち明けられる。それって自然なことですよね」とタビサの気持ちに寄り添っていた。


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